法人営業は楽だと感じる?6つのポイントを理由とともに解説します!

法人営業が楽だと感じるポイント
  • 法人営業が楽だと感じるポイントは?
  • 逆に法人営業がきついと感じるポイントは?
  • 法人営業が楽だと感じる転職先の条件は?

このような悩みを解決できる記事となっています。

私自身は、これまで10年間法人営業を経験しています。

ここでは、これから法人営業を目指したいという方に向けて、同じ顧客別に分類される個人営業と比較した場合の楽だと感じるポイントやそのための転職先ついてご紹介します。

元底辺営業マン
まず法人営業の仕事内容を知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

法人営業は楽だと感じる人はいる?

法人営業は楽だと感じる人はいるのでしょうか。

yahoo知恵袋で「法人営業 楽」と検索してみると、以下のようなやり取りがありました。

  • (質問)法人営業と個人営業ではやはり法人営業のほうが楽ですか? ⇒ (回答)そうですね。個人営業は攻める数も多いし断られる頻度も高いです。あと結構人によってはきつく断られるのでしんどいですよ。企業はあくまで会社なのである程度節度のある対応で返してくれる相場はあります。でも売りやすい商品であれば個人でもそんなきつくはない場合もあります。
  • (質問)法人営業系の営業職ってしんどいですか?大変ですか?? ⇒ (回答)BtoBはBtoCよりは楽だと思います。営業適性があるかどうかは問われますが。
  • (質問)法人向けの営業は個人向け(一般)の営業とは、同じ「営業」でもどういった点で違うのでしょうか? ⇒ (回答)どっちが楽かって、一概には言えない。
  • etc...

出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)

このように「個人営業よりは楽」「攻める数が少なく、断られる頻度も低い」「適正による」等の意見がありました。

私自身、10年間法人営業を経験していますが、まさにその通りだ!と感じる点もありますが、その他にも楽だと感じる点もあったのでご紹介したいと思います。

ただし、それを楽だと感じるかどうかはその人の適性にもよるので、あくまで参考にして頂ければ幸いです。

法人営業が楽だと感じるポイント

ここからは私が実際に法人営業が楽だと感じたポイントについてご紹介していきます。

同じ顧客別に分類される個人営業と比較した場合の「法人営業が楽だと感じるポイント」は以下の6つとなります。

法人営業が楽だと感じるポイント

  1. どちらかと言えば論理で物事が進む
  2. チームプレー
  3. 相手にする顧客の数が少ない
  4. 相手にする顧客の質が高い
  5. 残業が少なく、休みが多くなる
  6. 給料が高く、安定している

ポイント1:どちらかと言えば論理で物事が進む

法人営業は「企業などの団体が顧客の営業」であり、商品やサービスを購入するときは組織で意思決定をします。

金額にもよりますが担当者⇒部長⇒本部長⇒執行役員等のように、それぞれの人に買いたい!と思ってもらえるような提案活動をしていかなければなりません。

そのため、実現したいこと、実現したいことに対する現状の課題、その課題を解決する方法、その方法の独自性・確実性・優位性といったことを誰もが納得する形で論理的に説明する必要があります。

一方、個人営業は「一般家庭の方が顧客の営業」であり、商品やサービスを購入するときは個人で意思決定をします。

そうなると、「なんとなくこの営業マン気に入ったから購入しよう!」といったように、個人の感情で物事が進むことがあります。

このように、個人営業のように感情で物事を動かす営業ではなく、法人営業のように論理で物事を動かす営業の方が楽だと感じる人もいるでしょう。

元底辺営業マン
人に好かれるようとすることが苦手な人にとっては、法人営業の方が楽かもしれません。

ポイント2:チームプレー

法人営業は個人営業に比べて顧客の課題が複雑化したり、組織対組織のやり取りになるため、チームプレーで仕事を進めることが多くなります。

顧客の課題が複雑化すると、その課題を紐解き、その課題に合った解決策を都度考える必要があり、その過程で様々な人と一緒になって提案活動を進めることがあります。

また、先ほどお伝えしたように、顧客側の執行役員にプレゼンする機会があれば、こちら側も対等の関係にある役員に同席してもらうようにして、どのように口説いていくかの作戦会議をしなければなりません。

このように、法人営業は個人プレーの場面が少なく、チームプレーの場面が多いので、仲間と一緒に仕事を作り上げていく形が好きまたは得意の人にとっては楽と感じることもあるでしょう。

ポイント3:相手にする顧客の数が少ない

法人営業は個人営業に比べて商材の単価が高くなる傾向にあるので、相手にする顧客の数が少なくなります。

たとえば、単価100万円の商材で売上1,000万円を目指すのであれば、10の顧客に売ればいいのです。

一方、単価10万円の商材で同じ売上1,000万円を目指すのであれば、100の顧客に売らなければなりません。

したがって、法人営業は相手にする顧客の数が少なくなるため、多くの顧客とやり取りをしなくてもいいことが楽だと感じることもあります。

元底辺営業マン
ただし、一つ一つを売る難易度も高くなる場合もあるので、単純に顧客の数が少ない=楽と感じない人もいるでしょう。

ポイント4:相手にする顧客の質が高い

法人営業が相手にする担当者は会社の看板を背負っています。

そのため、担当者も会社の看板を汚すわけにはいかないので、丁寧に対応してくることが多いです。

一方、個人営業が相手にする人は背負っているものがないので、罵声を浴びせられたり、急に連絡が取れなくなったりと、無下に扱われてしまうこともあります。

そうなると、精神的にも辛くなってしまう可能性が高くなるでしょう。

ポイント5:残業が少なく、休みが多くなる

もちろん例外はありますが、法人営業は個人営業に比べて残業が少なく、休みが多くなる傾向にあります。

なぜかと言うと、相手にする法人の営業時間が基本的には平日9:00-18:00のところが多く、それに合わせて営業活動をするからです。

18:00以降の打ち合わせの機会は減り(=残業が少なくなる)、土日祝(ゴールデンウイーク、お盆、年末年始等の大型連休も含む)の打ち合わせの機会は減る(=休みが多くなる)ということです。

一方、個人営業は、相手にする個人が空いている時間である平日の18:00以降や土日祝に合わせて営業活動をする機会が多くなります。

18:00以降の打ち合わせの機会が増え(=残業が多くなる)、土日祝の打ち合わせの機会は増える(=休みが少なくなる)ということです。

元底辺営業マン
あくまで傾向の話であって、詳しくは求人情報や働いている人に聞いてみてください。

ポイント6:給料が高く、安定している

給料が高く、安定していることも個人営業と比較した場合の法人営業の特徴となります。

「マイナビagent」の営業職種別の平均年収は以下のようになっています。

営業の種類平均年収
管理職・マネージャー(営業系)528万円
海外営業・貿易営業513万円
営業企画・営業推進490万円
法人営業447万円
個人営業424万円
代理店営業423万円
ルートセールス403万円
内勤営業・カウンターセールス366万円

出典:職種別平均年収ランキング(マイナビagent)

このデータから法人営業の平均年収の方が個人営業の平均年収より23万円高いことが分かります。

また、法人営業は固定給(=一定の時間働けば一定の金額が支払われる)であることが多いのですが、個人営業は歩合給(=成果に応じて給料が支払われる)であることもあります。

そのため、法人営業は給料が安定して、個人営業は給料が安定しないといったことになるのです。

【参考1】法人営業に向いてる人の特徴

法人営業は楽だと感じるためには、法人営業に向いてるかどうかも重要です。

以下の5つが法人営業に向いてる人の特徴だと考えています。

  1. 論理的に物事を考えることが好きな人
  2. 長期間をかけて大きな案件を獲得したい人
  3. チームで仕事を進めたい人
  4. 土日に休みたい人
  5. 安定的に稼ぎたい人

【参考2】法人営業にやりがいを感じるポイント

法人営業は楽だと感じるだけではなく、もちろんやりがいを感じるポイントもあります。

以下の5つが法人営業にやりがいを感じるポイントだと考えています。

  1. 世の中に大きなインパクトを与えることができる
  2. 達成感が大きい
  3. 高いレベルでスキルが身につく
  4. 残業が少なめ、土日祝日で休みが取りやすい
  5. 給料が高め

法人営業が楽だと感じるだけではない

法人営業が楽だと感じる反面、いくつかきついところを感じることがあります。

そこで、私が実際に感じた法人営業ならではのきついところは以下の通りです。

  1. 知識のインプット量が多い
  2. 顧客の課題・原因や解決策が複雑
  3. 感情や勢いでは売れない
  4. キーマン・購買プロセスを押さえなければならない
  5. 多くの人を動かす必要がある

相手にする法人の取り巻くビジネス環境、ビジネスモデル・業務プロセス、競合他社等、顧客を理解するだけでも相当な知識のインプットが必要です。

そして、それらの情報を紐解いて顧客の課題・原因の特定、それに対する最適な解決策を考えなければならないので、ロジカルな思考も必要とされます。

さらに、案件の規模が大きくなる傾向にあり、それだけ多くの人が関わることになるので、顧客側の人、自社側の人も含めて多くの人を動かしていかなければなりません。

法人営業が楽だと感じる転職先の条件

先ほどご紹介したように、法人営業になれば必ず楽だと感じるわけではありません。

ただし、さきほどの法人営業が楽だと感じるポイントを享受したい方は、転職先の条件があるのでご紹介します。

法人営業が楽だと感じる転職先の条件

  1. 無形商材を扱っている会社
  2. 単価が高い商材を扱っている会社
  3. ルート営業がメインの会社
  4. 業界や会社によって様々

条件1:無形商材を扱っている会社

条件1は「法人営業が楽だと感じるポイント」の1,2の「どちらかと言えば論理で物事が進む」「チームプレー」に関わるものです。

無形商材の営業は「形のない商材を扱う営業」なので、提案するものが課題解決策そのもの(アイデアも含めて)になり、提案の自由度が高くなります。

そのため、提案した課題解決策そのものが、なぜ顧客の課題を解決できて、どれくらいの効果があるのかということを論理的に説明していく必要があるのです。

また、その課題解決策を提案するにあたっては、都度顧客におかれている状況に応じて考えなければならず、チームを組んで検討を進めていくことも多くなります。

【参考3】無形営業に向いてる人の特徴

無形営業に向いてる人の特徴は以下の1つだと考えています。

  1. 物事を深く考えることが好きな人

条件2:単価が高い商材を扱っている会社

条件2は「法人営業が楽だと感じるポイント」の1,2,3,4の「どちらかと言えば論理で物事が進む」「チームプレー」「相手にする顧客の数が少ない」「顧客の質が高い」に関わるものです。

単価が高い商材を扱っている場合、顧客側は担当者の一存では購入をするか否かを判断できず、役職が高い人にその判断が移り、かつ、多くの人が判断に関わってくるようになるので、より論理的な思考や説明が求められます。

このように購入してもらうまでのハードルも高くなってくるので、営業一人だけで商談を進めていくのではなく、チームで商談を進めいくようになっていきます。

また、単純計算で「売上目標=顧客数×顧客単価」において、顧客単価が上がるので、相手にする顧客の数が少なくなります。

さらに、単価が高い商材を購入できる企業は大きい企業に限られてくるので、より顧客の質が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

元底辺営業マン
ただし、単価が高い商材を売るのは難易度が高くなります。

条件3:ルート営業がメインの会社

条件3は「法人営業が楽だと感じるポイント」の6の「給料が高く、安定している」の「給料が安定している」に関わるものです。

ルート営業は「既に取引のある顧客に対して、定期的に仕事の依頼を受ける営業」になり、安定した売上が見込めることからノルマが低く設定されていることが多く、成績によらず給料が一定になる傾向にあります。

逆に、新規営業は「全く取引のない顧客に対して、新しく仕事の依頼を受ける営業」になり、ノルマは相対的に高くなります。

そうなると、歩合給(=成果に応じて給料が支払われる)の制度を導入して、従業員のモチベーションを高めようとしますが、ノルマを達成できなければ給料が低くなったりもするので安定はしないです。

【参考4】ルート営業に向いている人の特徴

ルート営業に向いている人の特徴は以下の3つだと考えています。

  1. 一つの仕事に深く関わっていきたい人
  2. マメな人
  3. ゆとりを持って働きたい人

条件4:業界や会社によって様々

条件4は「法人営業が楽だと感じるポイント」の5,6の「残業が少なく、休みが多くなる」「給料が高く、安定している」に関わるものです。

求人情報・転職サイトの「doda」の営業職種別の平均残業時間を見ると、業界によっても傾向が出るのです。

営業職種残業時間
営業(金融)25.5時間
営業(IT)25.7時間
営業(商社)25.8時間
営業(メーカー)27.3時間
営業(メディカル)29.1時間
営業(サービス業)31.8時間
営業(建設/不動産)35.8時間
営業(小売/卸/外食)38.5時間
営業(広告・メディア)41.9時間

出典:残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!(doda)

また、営業職種別の平均年間休日数については以下のようになります。

営業職種年間休日数
営業(メディカル)128.1日
営業(IT)124.3日
営業(商社)123.4日
営業(メーカー)123.1日
営業(金融)122.1日
営業(サービス業)118.9日
営業(広告・メディア)116.3日
営業(小売/卸/外食)112.0日
営業(建設/不動産)110.2日

出典:残業の多い職業・少ない職業は?全80業種、95職種別の残業時間調査!(doda)

さらに、営業職種別の年収を見てみましょう。

営業職種平均年収
MR697万円
医薬品メーカー573万円
医療機器メーカー559万円
リース(金融)527万円
電子部品メーカー521万円
証券500万円
機械/電機メーカー491万円
IT/通信478万円
総合商社459万円
銀行457万円
化学/素材メーカー454万円
クレジット/信販450万円
食品/消費財メーカー441万円
住宅設備/建材メーカー434万円
不動産金融432万円
建設/不動産432万円
インターネット/広告/メディア428万円
専門商社428万円
保険425万円
保険代理店418万円
医療機器卸415万円
小売/外食411万円
信用金庫/組合400万円
サービス400万円
家具/インテリア/生活雑貨396万円
福祉/介護関連362万円

出典:平均年収ランキング 最新版【職種別】(doda)

このように、業界によっても傾向が出ますが、会社によってもかなり違ってくるので求人情報をチェックしてみてください。

元底辺営業マン
営業におすすめな転職サイト・エージェントについては、以下に詳しくまとめています。

まとめ

この記事では、法人営業が楽だと感じるポイントについて紹介しました。

本記事のまとめ

  • 法人営業が楽だと感じるポイント:①どちらかと言えば論理で物事が進む、②チームプレー、③相手にする顧客の数が少ない、④相手にする顧客の質が高い、⑤残業が少なく、休みが多くなる、⑥給料が高く、安定している
  • 法人営業が楽だと感じるだけではない:①知識のインプット量が多い、②顧客の課題・原因や解決策が複雑、③感情や勢いでは売れない、④キーマン・購買プロセスを押さえなければならない、⑤多くの人を動かす必要がある
  • 法人営業が楽だと感じる転職先の条件:①無形商材を扱っている会社、②単価が高い商材を扱っている会社、③ルート営業がメインの会社、④業界や会社によって様々

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  • この記事を書いた人

元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収900万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンから抜け出した仕事術や転職術を発信しています。

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