ー 個人営業に関する記事一覧 ー
- 個人営業の仕事内容
- 個人営業に必要なスキル
- 個人営業に向いてる人&向いてない人の特徴
- 個人営業のやりがい
- 個人営業の楽なところ
- 個人営業のきついところ
- 個人営業の残業
- 個人営業の休み
- 個人営業の年収
- 個人営業が楽だと感じるポイントは?
- 逆に個人営業がきついと感じるポイントは?
- 個人営業が楽だと感じる転職先の条件は?
このような悩みを解決できる記事となっています。
私自身、約10年間で3社での法人営業の経験(個人営業も少し経験してます)をしています。
ここでは、これから個人営業を目指したいという方に向けて、同じ顧客別に分類される法人営業と比較した場合の楽だと感じるポイントやそのための転職先ついてご紹介します。
個人営業は楽だと感じる人はいる?
個人営業は楽だと感じる人はいるのでしょうか。
yahoo知恵袋で「個人営業 楽」と検索してみると、以下のようなやり取りがありました。
出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)
- (質問)法人向けの営業は個人向け(一般)の営業とは、同じ「営業」でもどういった点で違うのでしょうか? ⇒ (回答)個人の場合は、出てきた人によって買ってもらえる可能性は高い。
- (質問)法人営業と個人営業どちらが楽で長く勤めることができますか? ⇒ (回答)楽で長く続けられるという基準で探すなら営業職じゃない方がいいですよ。
- (質問)個人営業と法人営業、どっちが大変だと感じますか? ⇒ (回答)法人営業をしている者ですが、個人相手に営業するほうが難しいですよ。
- etc…
このように「個人営業は人によっては買ってもらえる可能性が高い」「そもそも楽な営業なんてない」「個人営業は法人営業より難しい」等の意見がありました。
単純に個人営業が楽だといったコメントはありませんでしたが、法人営業と比べると楽だと感じるポイントもあるといったコメントはありました。
ただそれも人によって感じ方は異なるので一概には言えませんが、私が実際に法人営業と比べて個人営業の方が楽だと感じたポイントをご紹介します。
個人営業が楽だと感じるポイント
ここからは私が実際に個人営業が楽だと感じたポイントについてご紹介していきます。
同じ顧客別に分類される法人営業と比較した場合の「個人営業が楽だと感じるポイント」は以下の6つとなります。
- 人当たりの良さや感情に訴えることで売れることもある
- 目の前の人だけに集中すればいい
- 成績次第で高収入になる
ポイント1:人当たりの良さや感情に訴えることで売れることもある
個人営業は「一般家庭の方が顧客の営業」であり、商品やサービスの購入を決める人に直接営業ができます。
そうなると、「この営業マンなんか頑張っているし買ってあげるか!!」といったように、個人的な感情で購入を決めてくれる場合があるのです。
もちろん、この商材を購入することによるメリット等を論理的に説明することも大事ですが、人当たりの良さや感情に訴えかけることで売れてしまうこともあるので、それを楽だと感じる人もいるでしょう。
逆に、法人営業は「企業などの団体が顧客の営業」であり、商品やサービスを購入するときは組織で意思決定します。
そのため、個人的な感情で購入を決めてくれることなんてなく、誰もが納得するように論理的にメリット等を説明していく必要があるのです。

また、個人営業の方が購入に関わる人が少ないため、一つ一つの商談も短くなります。
ポイント2:目の前の人だけに集中すればいい
ポイント1でもお伝えしたように、個人営業は商品やサービスの購入を決める人に直接営業ができます。
そのため、その人がいかに購入してくれるかだけに集中すれば良く、その人が悩んでいることを的確に把握し、それを解決できる提案を検討していきます。
一方、法人営業は、商品やサービスの購入に関わる人は、目の前の担当者だけではなく、部長、本部長、執行役員等の複数の人が関わってくることが多いです。
また、売っている商材によっては、担当者の上司といった上のラインだけではなく、他部署の人が購入の意思決定に関わってくることがあります。
そうなると、本部長は導入による費用対効果を気にしているが、他部署の人は商材の使い勝手を気にするといったように、人によって見ているポイントが変わることがあります。
人によって見ているポイントが変わるということは、人によって話し方を変えたり、強調するポイントを変えたりと工夫しなければいけないので、難易度としてはかなり高くなるのです。
ポイント3:成績次第で高収入になる
個人営業は、歩合給(=成果に応じて給料が支払われる)が採用されている会社も多くあります。
自分が頑張って成績を上げればそれに応じて給料がアップするということに楽だと感じる人もいます。
それは逆に考えてみると分かる話で、自分が必死になって頑張って成績を上げたにも関わらず、給料は前年と同じだったとなれば辛くなってしまいますよね。
このように成績に応じて給料が連動することがモチベーションの一つになる場合もあるのです。

頑張ったのに成績が上げられず給料が下がってしまうのは辛いですが・・・
個人営業が楽だと感じるだけではない
個人営業が楽だと感じる反面、いくつかきついところを感じることがあります。
そこで、私が実際に感じた個人営業ならではのきついところは以下の通りです。
- とにかく断られる
- 一人でやり切らなければならない
- 給料が低く、不安定
- 残業が多く、休みが少ない
相手にする個人は、自分のお金で商品やサービスを購入するので、「まさに今欲しくて検討していた!」といった状況にないと断られてしまいます。100件アプローチしたけど1件も契約が取れなかったといったこともざらにあります。
また、個人営業は一人で営業活動して契約までも一人でやり切ることが多く、チームで仕事をしたいといった人にはきつく感じてしまうでしょう。
さらに、法人営業より大きな金額が動くことがなく給料が低い傾向にあるのと、歩合制が採り入れられていることが多いため、給料が不安定になってしまう可能性が高いです。
相手にする個人が空いている時間である平日の18:00以降や土日祝に合わせて営業活動をする機会が多く、残業が多く、休みが少ない傾向にあるのも特徴です。
個人営業が楽だと感じる転職先の条件
先ほどご紹介したように、個人営業になれば必ず楽だと感じるわけではありません。
ただし、さきほどの個人営業が楽だと感じるポイントを享受したい方は、転職先の条件があるのでご紹介します。
- 単価の低い商材を扱っている会社
- 完全歩合制を採用している会社
条件1:単価の低い商材を扱っている会社
条件1は「個人営業が楽だと感じるポイント」の1の「人当たりの良さや感情に訴えることで売れることもある」に関わるものです。
単価の低い商材であればあるほど、人当たりの良さだったりで売れたり、感情に訴えかけると売れたりもします。
あなたも単価の低い商材であれば「安いし、悪い人じゃなさそうだし、まずはお試しで買ってみるか!」といった気持ちになると思います。
しかし、逆に単価の高い商材であれば、営業の人当たりの良さというより、本当に購入する必要があるのかを論理的な説明を受けて判断することになりますよね。

だたし、単価の低い商材だとその分売る量を増やさなければならないので大変です。
条件2:完全歩合制を採用している会社
条件2は「個人営業が楽だと感じるポイント」の3の「成績次第で高収入になる」に関わるものです。
完全歩合制とはその名の通り、毎月固定で支払われる給料がなく、支払われる給料が全て成果に応じて決まる制度になります。
「とにかく自分の頑張った結果の成果に応じて給料が支払われる方がいい!」という人には合っていると思います。
たとえば、以下のような業界が完全歩合制を採用している代表格になります。
- 不動産業界
- 保険業界
- 通信業界
- エネルギー業界
- etc…
ただし、やはり成果を出し続けなければならなく、そのために働き詰めになることもあるので、慎重に選択する必要があるでしょう。
まとめ
本記事では、個人営業が楽だと感じるポイントについて紹介しました。
ー 個人営業に関する記事一覧 ー
- 個人営業の仕事内容
- 個人営業に必要なスキル
- 個人営業に向いてる人&向いてない人の特徴
- 個人営業のやりがい
- 個人営業の楽なところ
- 個人営業のきついところ
- 個人営業の残業
- 個人営業の休み
- 個人営業の年収

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