新規営業は楽ではないって本当?実は楽だと感じる3つのポイントとは?

新規営業が楽だと感じるポイント
  • 新規営業が楽だと感じるポイントは?
  • 逆に新規営業がきついと感じるポイントは?
  • 新規営業が楽だと感じる転職先の条件は?

このような悩みを解決できる記事となっています。

私自身は、これまで10年間、新規営業とルート営業を経験しています。

ここでは、これから新規営業を目指したいという方に向けて、同じ方法別に分類されるルート営業と比較した場合の楽だと感じるポイントやそのための転職先ついてご紹介します。

元底辺営業マン
「新規営業の全般」を知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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新規営業は楽だと感じる人はいる?

新規営業は楽だと感じる人はいるのでしょうか。

yahoo知恵袋で「新規営業 楽」と検索してみると、以下のようなやり取りがありました。

  • (質問)ルート営業は楽だと思ってましたがキツい。元々新規営業でしたが嫌われてて当たり前、と思って行動してた分、まだ私にあっていたのかも。
  • (質問)春から法人向けのルート営業です。新規開拓よりどうですか?楽とか聞きますが ⇒ (回答)私はルートより新規の方が好きです。
  • (質問)以前新規開拓の営業をしていましたが、ルート営業に興味がでてきました。新規開拓と比べて、ルート営業のメリット・デメリットを教えてください! ⇒ (回答)新規してたなら、常識や慣習を間違わなければ、ルートほど楽なものはないよ、逆パターンは難しいけども。
  • etc...

出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)

このように「ルート営業は楽だと思っていたが、新規営業の方が合っている」「ルートより新規の方が好き」「ルートほど楽なものはない」等の意見がありました。

これを見て分かるように、同じ新規営業であっても人によって捉え方が違うので、一概に新規営業は楽だと言うことはできません。

ただし、ルート営業と比べると新規営業の方が楽だと感じる人もいるのは事実であり、どのあたりが楽だと感じるのかを私の経験から解説していきたいと思います。

元底辺営業マン
よく「ルート営業の方が断然楽!」といった記事がありますが、それだけを鵜呑みにしないでください。

新規営業が楽だと感じるポイント

ここからは私が実際に新規営業が楽だと感じたポイントについてご紹介していきます。

同じ方法別に分類されるルート営業と比較した場合の「新規営業が楽だと感じるポイント」は以下の3つとなります。

楽だと感じるポイント

  1. 顧客を選ぶことができる
  2. 失敗しても次がある
  3. 自分の頑張りが給料に反映される

ポイント1:顧客を選ぶことができる

新規営業は「全く取引のない顧客に対して、新しく仕事の依頼を受ける営業」であり、まずはアプローチする顧客を決めるところから始まります。

アプローチする顧客を決める過程で、「今話題のA社と取引をしたい!」「B社と仕事をしたら取引が大きくなるだろう!」等と、自分の好みで顧客を選ぶこともできます。
※会社からこの顧客へアプローチしてください!といったものもありますが・・・

そして、さらに実際に顧客にアプローチをして商談をしていく中で、「C社とは一緒に仕事をしてみたい!」「D社の担当者とは馬が合いそうだ!」「取引規模が小さいE社はこれ以上深追いするのは辞めよう」といったこともあり、さらに選択する場面がやってきます。

もちろん、こちら側から一緒に仕事をしたい顧客を選んだとしても、確実に取引ができるわけではありませんが、新規営業にはある程度顧客を選ぶ権利があるのです。

一方、ルート営業は「既に取引のある顧客に対して、定期的に仕事の依頼を受ける営業」であり、決められた顧客を担当することになります。

そのため、その担当する顧客の担当者と馬が合わなくても、無理なお願いばかりされるといったことがあっても、逃げ出すことはできないのです。

ポイント2:失敗しても次がある

顧客にアプローチをして、提案活動をしても競合他社に負けてしまうこともあります。

それはたとえどんなに優秀な営業マンであったとしても、全ての勝負に勝てるわけではなく、負けてしまうこともあるのです。

そのため、むしろそのような負けてしまう試合があることを前提に、「これまでの経験から20件アプローチすれば約1件は勝てるから、今回目標が5件受注だから100件アプローチしよう!」等と、行動計画を作っていきます。

まだ自分が負けてしまう確率が高いのであれば、さらにアプローチする件数を増やしたりすればよく、何せ失敗しても他で取り返す余地があるのです。

一方、ルート営業は、安定した売上が見込めることを前提に売上目標が組み込まれているので、仮に競合他社に奪われてしまうと大変なことになってしまいます。

そのような事態にならないように、日々信頼関係を築き、常にプレッシャーと戦っていかなければならないのです。

ポイント3:自分の頑張りが給料に反映される

新規営業は、歩合給(=成果に応じて給料が支払われる)が採用されている会社も多くあります。

そうなると、頑張って成果を上げることができれば給料がアップするので、それが楽だと感じる人もいるでしょう。

ただし、もちろん頑張っても成果を上げることができなければ給料がダウンする可能性もあるので、常にプレッシャーを感じながら仕事をすることにはなります。

一方、ルート営業は、固定給(=一定の時間働けば一定の金額が支払われる)が採用されている会社が多くあるので、頑張ろうが頑張らなかろうが成果を出そうが出さなかろうが給料は一定になります。

元底辺営業マン
それが楽だと感じる人もいるでしょう。

新規営業が楽だと感じるだけではない

新規営業が楽だと感じる反面、いくつかきついところを感じることがあります。

そこで、私が実際に感じた新規営業ならではのきついところは以下の通りです。

  1. ノルマが辛い
  2. 飛び込み営業が辛い
  3. テレアポが辛い
  4. 行動量が成果に繋がりにくい
  5. 何のために仕事しているか分からなくなる
  6. 給料が不安定

新規営業は、ルート営業に比べて相対的にノルマが高く設定されているため、それを達成するために必死に頭を使い行動しなければなりません。

その過程で飛び込み営業やテレアポといったアプローチをしなければならず、断られることも多いのでモチベーションを維持するのが難しくなります。

そうなると、気持ち的にも「何のために仕事をしているのだろう」となってしまい、とにかく数をこなすことが目標になってしまったりと本来の目標を見失ってしまうこともあるのです。

まとめ

この記事では、新規営業が楽だと感じるポイントについて紹介しました。

本記事のまとめ

  • 新規営業が楽だと感じるポイント:①顧客を選ぶことができる、②失敗しても次がある、③自分の頑張りが給料に反映される
  • 新規営業が楽だと感じるだけではない:①ノルマが辛い、②飛び込み営業が辛い、③テレアポが辛い、④行動量が成果に繋がりにくい、⑤何のために仕事しているか分からなくなる、⑥給料が不安定

元底辺営業マン
「新規営業の全般」を知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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  • この記事を書いた人

元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

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