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ルート営業が楽だと言われる理由と楽な会社を選ぶ基準を解説!

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ルート営業は楽
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  • ルート営業が楽だと感じるポイントは?
  • 逆にルート営業がきついと感じるポイントは?
  • ルート営業が楽だと感じる転職先の条件は?

このような悩みを解決できる記事となっています。

私自身は、これまで10年間、ルート営業と新規営業を経験しています。

ここでは、これからルート営業を目指したいという方に向けて、同じ方法別に分類される新規営業と比較した場合の楽だと感じるポイントやそのための転職先ついてご紹介します。

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この記事の著者
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元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

ルート営業は楽だと感じる人はいる?

ルート営業は楽だと感じる人はいるのでしょうか。

yahoo知恵袋で「ルート営業 楽」と検索してみると、以下のようなやり取りがありました。

  • (質問)ルート営業楽みたいな風潮ありますけど、キツくないですか? ⇒ (回答)楽な営業はないです。
  • (質問)ルート営業って楽なの? ⇒ (回答)個人の新規などに比べれば、法人のルートは楽なほうです。
  • (質問)ルート営業は楽と聞いたのですが、実際はどうなんですか? ⇒ (回答)新規の飛び込みは。断られたり罵声浴びせられたり、精神を削るからな。それよりはマシってこと。でも、楽な仕事等存在しない。
  • (質問)ルート営業って楽なんですよね?新規開拓とか飛び込みとかないし、、数字もうるさく言われないんですよね? ⇒ (回答)確かに新規や飛び込みと比較すれば楽と言えるかもしれませんが ある程度気心が知れた仲ですので結構厳しいことを言われたりします。
  • (質問)ルート営業は比較的に楽と書きましたが、実際のところどうでしょうか? ⇒ (回答)云い換えれば御用聞きです、楽=飽きます、本来の営業とは0から有を生むことです、本来新規顧客を開拓するのが営業です・・。
  • etc…
出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)

このように「楽な営業はない」「新規営業や飛び込み営業に比べれば楽」「楽だけど飽きる」等、様々な意見がありました。

私自身、ルート営業が新規営業と比べると楽と感じる点はありましたが、楽である代わりにスキルアップができない、年収が低い、仕事が面白くない等、逆にきついと感じてしまうこともありました。

なので、どちらが良い悪いといった話ではないですが、自分に合っているかを見極めることが重要なのです。

ルート営業が楽だと感じるポイント

ここからは私が実際にルート営業が楽だと感じたポイントについてご紹介していきます。

同じ方法別に分類される新規営業と比較した場合の「ルート営業が楽だと感じるポイント」は以下の3つとなります。

楽だと感じるポイント
  • 同じ会社同じ担当者とのやり取り
  • ノルマがゆるい
  • 求められるスキルは高くない

ポイント1:同じ会社同じ担当者とのやり取り

ルート営業は「既に取引のある顧客に対して、定期的に仕事の依頼を受ける営業」なので、基本的には常に同じ会社の同じ担当者とのやり取りになります。

まだ素性の知らない新しい友達と既に気の知れた友達であれば、気の知れた友達と遊ぶ方が精神的にも楽ですよね。それがルート営業にも同じことが言えるのです。

また、担当者間だけではなく、会社間でも関係性が構築できている状態なので、多少なりとものらりくらりできてしまうのです。

これは、友達とは家族ぐるみの付き合いをしていると、よほどのことがない限り絶交がないことにも似ています。何かあったら親が仲裁に入ってくれますよね。

一方、新規営業は「全く取引のない顧客に対して、新しく仕事の依頼を受ける営業」なので、全く関係性のない人を相手にするので、嫌な顔をされたり、帰れと言われたり、断られたりと精神的に辛い思いをすることも多いです。

元底辺営業マン

新規営業は精神的にも強い必要がありますね。

ポイント2:ノルマがゆるい

営業である以上、ノルマが全くないことはありません。

ただし、ルート営業は新規営業と比較するとノルマがゆるい傾向にあります。

なぜかと言うと、ルート営業は既に取引のある顧客なので、「毎月システム利用料として100万円の売上がある」「約3ヵ月に1回、消耗品であるA部品を50個納品する予定」といったように、ベースとなる売上が見込めるからです。

もちろん、そのベースとなる売上以上に、さらに新しい商品を売ることを期待されたり、別の部署や取引のない会社に対して売上を作るといったノルマを課されることはあります。

でも考えてみてください。新規営業のように0から100を目指すのと、ルート営業のように80から100を目指すのとでは、明らかにプレッシャーが小さくかつ行動量が少なくて済むんですよ。

ポイント3:求められるスキルは高くない

ルート営業は新規営業と比較すると求められるスキルは低くなります。

理由は、仕事の範囲が狭くなるからです。

新規営業の場合は、以下のようにそもそもどの顧客にアプローチするかの見極め、その顧客がどのようなニーズがありそうかの推定、面談にこぎつけるためのトーク術、信頼してもらうための関係性の構築・・・、といったように新しく仕事の依頼を受けるまでには、多くのスキルを要するのです。

  • リスト選定
  • ニーズの仮説構築
  • アプローチ
  • 面談
  • プレゼン・クロージング
  • 見込み顧客管理

一方、ルート営業の場合は、さきほどの新規営業で踏まなければならないステップをすっ飛ばすことができるので、求められるスキルは高くないということになります。

ルート営業が楽だと感じるだけではない

ルート営業が楽だと感じる反面、いくつかきついと感じることがあります。

そこで、私が実際に感じたルート営業ならではのきついところは以下の通りです。

  • 結局は人の仕事の引き継ぎ
  • 売上アップが難しい
  • 担当者との相性が悪い
  • 頻繁に電話が掛かってくる
  • ルーチンワークが多い
  • 仕事の範囲が狭い
  • 刺激が少ない
  • 年収が低い傾向にある
  • 将来が不安になる

簡単に言ってしまうと、新規営業よりは楽と感じることが多いが、楽であるがゆえにつまらなく飽きてしまう可能性があるということです。

そして、楽であるということは、年収も低く設定されているケースが多いこともデータとして表れています。

さらに、長期的な目線で見てみると、キャリアアップしづらくなってしまう可能性があるので、「今が楽だからいいや」ではなく、将来的にどうなっていたいのかも考えて選択する必要があるでしょう。

元底辺営業マン

私自身も楽だけど飽きてしまいました。

ルート営業が楽だと感じる転職先の条件

とはいえ、「とにかくルート営業に楽さを求めたい!」という方は、さきほどご紹介したように「新規営業がないこと」が条件になってきます。

ここでは、新規営業の割合が比較的少なくなる転職先の条件をご紹介します。

楽だと感じる転職先の条件
  • 新商品の発売が少ない会社
  • 参入障壁が高い会社
  • 長期的な取引になる商材を扱う会社

条件1:新商品の発売が少ない会社

新商品の発売があるということは、それを作るのにかかったコストを回収したり、売上を伸ばすために営業をしなければなりません。

そして、さらに新商品の発売が多いと必然的に新規営業の割合が増えてしまうので、なるべく新商品の発売が少ない会社を選ぶということです。

たとえば、以下のような業界が新商品の発売が少ない会社になります。

  • 電気・ガス業界
  • 化学業界
  • 鉄鋼業界
  • 製紙業界
  • etc…

電気・ガスなどのエネルギーは、想像がつくかもしれませんがすぐに新たなエネルギーが生み出されることはありませんよね。

また、化学・鉄鋼・製紙などの素材メーカーは原材料から製品の基となる素材を製造するものとなり、新たな素材を生み出すためには多大な時間とコストをかけて研究・開発をするので、早々に新商品が生まれることはないです。

条件2:参入障壁が高い会社

参入障壁が高いということは競合が少ないということです。

競合が少ないということは、競合に奪われてしまうことが少なくなるので、継続取引となる可能性が高くなります。

そうなると、安定した売上ができるので、新規営業の割合は低くなります。

たとえば、以下のような業界が参入障壁が高い会社になります。

  • インフラ業界
  • 建設業界(公共事業)
  • 製造業界
  • 医療業界
  • etc…

これらの業界は、参入障壁を作り出す要因である「専門的な技術が必要」「ブランド力の影響が大きい」「規模の経済(スケールメリット)が働く」「必要な初期投資が大きい」「法律による制約が厳しい」等に該当します。

元底辺営業マン

逆に、IT業界、アパレル業界等は、参入障壁が低いですね。

条件3:長期的な取引になる商材を扱う会社

要は、スイッチングコストが高い商材を扱う会社ということです。

スイッチングコストとは、利用している商品やサービスを他社のものに切り替える際に発生する金銭的コスト・物理的コスト・心理的コストのことです。

  • 金銭的コスト:他社の商品やサービスに切り替えるときに発生する金銭的なコスト
  • 物理的コスト:商品やサービスを切り替える際に生じる移動や手間、時間などのコスト
  • 心理的コスト:他社の商品やサービスに切り替えることに対して感じる心理的な負担

これらのコストが高い商材だと、顧客側は他社の商品やサービスに切り替えられなくなり、安定した売上が見込めるため新規営業の割合は低なります。

元底辺営業マン

身近なもので言うと、スマートフォン、賃貸等があります。

元底辺営業マン

営業職の転職の方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

本記事では、ルート営業が楽だと感じるポイントや楽だと感じる転職先の条件について紹介しました。

元底辺営業マン

ルート営業のことをまとめて知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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