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ルート営業をきつい・辞めたいと思う9つの理由と乗り越える4つの方法

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ルート営業はきつい・辞めたい
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  • ルート営業をきつい・辞めたいと感じる理由は?
  • それを脱するための具体的な方法は?
  • ルート営業から抜け出すときのおすすめの転職先は?

このような悩みを解決する記事となっています。

私はかつてルート営業をきつい・辞めたいと感じていたことがあり、そのせいで仕事へのモチベーションがなくなったり、将来への不安を抱えたりしていました。

しかし、しっかりときつい・辞めたいと感じている原因と対策を考えてきたことで、悩みを解決することができました。

ここでは、私の体験談を踏まえながら、ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれをどのように打破すればいいかについてご紹介していきます。

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元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

ルート営業をきつい・辞めたいと思う人はいる?

ルート営業をきつい・辞めたいと思う人がいるのは事実のようです。

yahoo知恵袋で「ルート営業 辞めたい」と検索してみると、以下のような質問が投げかけられていました。

  • ルート営業は楽だと思ってましたがキツい。ルートに配属されましたが得意先の気を伺いながら行動するのがしんどいです。
  • 会社相手のルート営業をしている23歳♂です。…(略)…その得意先をやりたくないっていうよりもう会社を辞めたいです。
  • 入社半年目の新卒です。ルート営業の仕事をしています。辞めたい理由は鬱病手前と感じたからです。
  • 住宅関係のルート営業をしており、来年の4月で2年がたちますが興味が持てず辞めたいです。
出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)

「顧客との人間関係」「やりがいがない」等といった理由で、ルート営業をきつい・辞めたいと思っている人がいるようです。

このように、ルート営業をきつい・辞めたいと思うのは特別なことではないですし、むしろ今の悪い状況から抜け出せるチャンスだと捉えて、前向きになりましょう!!

ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由9選

結論、ルート営業をきつい・辞めたいと思う人によくある理由は、以下の9つとなります。

きつい・辞めたいと思う理由
  • 結局は人の仕事の引き継ぎ
  • 売上アップが難しい
  • 担当者との相性が悪い
  • 頻繁に電話が掛かってくる
  • ルーチンワークが多い
  • 仕事の範囲が狭い
  • 刺激が少ない
  • 年収が低い傾向にある
  • 将来が不安になる

理由1:結局は人の仕事の引き継ぎ

ルート営業で訪問する顧客は、過去に誰かが新規営業で契約を勝ち取った顧客です。

なので、言い方は良くないですが、ただその誰かの仕事を引き継いでいるだけなのです。

もちろん、その引き継いだ仕事を維持あるいは今まで以上に拡大させていくことも重要な役割で、それを求められているのがルート営業なのです。

ただし、やはり誰かから引き継いだ仕事をするのと自らが取ってきた仕事をするのとでは、気持ちの入り方が違うんですよね。

理由2:売上アップが難しい

ルート営業と言えども、ノルマが設定されていることがほとんどです。

基本的には昨年の取引量をベースにしつつ、それに幾分かプラスアルファされているケースが多いです。

そのプラスアルファされた分は、今の取引量を増やしてもらうか、新しい商品を提案して採用してもらう等といった方法を取らなければなりません。

しかし、それは簡単なことではないですし、今の取引量を維持するだけでいっぱいいっぱいになってしまう場合もあります。

元底辺営業マン

単なる御用聞き営業だけではダメなのです。

理由3:担当者との相性が悪い

取引先の担当者との相性が悪ければ最悪です。

私がまだ新卒だった頃、若いからなめられていたのかもしれませんが、過去に起こしたミスに対していつまでも揚げ足を取ったり、常に不愛想な態度を取っていた担当者がいました。

その担当者とは定期的にコミュニケーションを取らなければならなかったのですが、そのたびにしんどい思いをしてストレスがかかる状態が3年も続いていました。

複数の会社を担当していると、必ず一人や二人は相性が悪い人を相手にせざるを得ないので、辛く感じてしまう人も多いでしょう。

元底辺営業マン

顧客との人間関係が嫌になって辞めるケースは多いです。

理由4:頻繫に電話が掛かってくる

扱っている商品によっては、担当者から頻繁に電話が掛かってくることもあります。

これまでの経験上、特に以下のような商品を扱っている場合は、電話が多い傾向にあると思います。

  • 消耗品を扱っている
  • 何かしらの機械を扱っている

要は、「〇〇が切れてしまったから、追加発注お願いしたいんだけど」「故障したから今すぐ修理してくれる」等といったような電話が掛かってくるのです。

そして、これらの電話は業務時間外でも掛かってくることもあるので、常に携帯を肌に離さず持ち歩かなければなりません。

理由5:ルーチンワークが多い

ルート営業は同じ会社、同じ担当者とのやり取りがメインで、基本的には同じ仕事の繰り返しです。

たとえば、自動車部品メーカーのルート営業で、既に取引のある自動車メーカーに対して毎月Aという部品を売っていく場合を考えてみましょう。

その場合、自動車メーカーに対して、納品の前月に翌月のA部品の必要数量を伺い、その必要数量分の見積を作って、発注をしてもらって、納品に向けた対応をして請求書を作って・・・といったルーチンワークになります。

もちろん、こんな単純な話ではありませんが、正直これさえできれば最低限の仕事が回ってしまうのがルート営業なのです。

元底辺営業マン

これでは全く成長しません。

理由6:仕事の範囲が狭い

ルート営業は、新規営業と比べると仕事の範囲が狭くなります。

新規営業の場合は、どの顧客からアプローチするかといったリスト選定から始めて、最後の大詰めであるプレゼン・クロージングまで5つのステップを踏んでいき、時間が掛かるときには、1つの契約を勝ち取るのに1年かかるといった大掛かりなものもあります。

  • リスト選定
  • ニーズの仮説構築
  • アプローチ
  • 面談
  • プレゼン・クロージング
  • 見込み顧客管理

一方、ルート営業の場合は、日々顧客とコミュニケーションを取りながら売上がどれくらいになりそうか見込み顧客管理をして、売上目標に到達しない見込みであれば「今月は少し多めに発注もらえますか?」と交渉していくのです。

この仕事の範囲の狭さが「つまらない・辞めたい」といった感情を生んでしまっている可能性もあります。

理由7:刺激が少ない

これは上の理由5,6を集約したような話になります。

要は、ルート営業は新規営業に比べると刺激が少ないのです。

新規営業の場合は、新しい会社や人へのアプローチ、顧客の課題を解決するための提案方針の検討、失注したときの悲しみや受注したときの喜び等、日々色々な刺激を受けながら仕事をすることができます。

一方、ルート営業の場合は、先ほど見たように同じ会社、担当者とのやり取り、同じ仕事の繰り返し、仕事の範囲が狭い、、、正直刺激なんてほとんどないんですよ。

もちろん、特に日々の仕事において刺激を求めていないのであればOKですが、とはいってもルート営業だけだと飽きてしまう人もいるでしょう。

理由8:年収が低い傾向にある

ルート営業は営業の中でも年収が低い傾向にあります。

マイナビagentのデータによると、以下のようになっています。

営業の種類平均年収
管理職・マネージャー(営業系)528万円
海外営業・貿易営業513万円
営業企画・営業推進490万円
法人営業447万円
個人営業424万円
代理店営業423万円
ルートセールス403万円
内勤営業・カウンターセールス366万円
出典:職種別平均年収ランキング(マイナビagent)

このように、ルート営業の平均年収は403万円となっています。

ルート営業は、比較的難易度の低い仕事であるため、年収が低く設定されている可能性があります。

理由9:将来が不安になる

これは今までの話を全て集約したような話になります。

これまで見たようなルート営業の仕事は、正直自分ではなくても誰でもできる仕事です。

そうなると、新しいスキルを身につくこと機会もなくなりますし、加えて中々年収もアップしていかないとなると「このまま今の仕事を続けていて将来大丈夫だろうか」といった不安に駆られます。

もし、あなたがそのような不安を抱えているのであれば、何かしら仕事のやり方を変えるなり行動を起こさらなければなりません。

元底辺営業マン

私も変化を起こすことでこの不安を解消できました。

【参考】全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由

ルート営業に限らず、全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由についても知っておきましょう。

以下の6つが全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由だと考えています。

  • ノルマに追われる
  • 残業が多い
  • 大半が断られる
  • 苦手な人からも逃げることができない
  • 社内調整が多い
  • 人を動かさなければならない

ルート営業をきつい・辞めたいを脱する方法4選

私自身も先ほどの「ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由」に該当していたのですが、ある変化を起こすことでその状態を脱することができました。

ここでは、そのための具体的な方法についてご紹介していきます。

きつい・辞めたいを脱する方法
  • アップセル/クロスセルをする
  • 他部署へのアプローチをする
  • 今の会社で新規営業をする
  • 他の会社へ転職する

方法1:アップセル/クロスセルをする

これは「ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由」の1,2,5,6,7,9の「結局は人の仕事の引き継ぎ」「売上アップが難しい」「ルーチンワークが多い」「仕事の範囲が狭い」「刺激が少ない」「将来が不安になる」に対する解決策となります。

取引のある部署や担当者に対して、今よりさらに多くの商品やサービスを購入してもらって売上や収益を上げていく活動をしていくこともできます。

ルート営業といっても、別に今ある取引を維持することだけが仕事ではないので、より上位の高価なものに移行してもらえるように営業活動(アップセル)をしていきます。

また、今ある取引に関連する商品やサービスを組み合わせて購入してもらえないかを提案(クロスセル)していくこともできます。

このようにアップセル/クロスセルをすることで、日々の単純なルーチンワークからも抜け出せて、さらに新たな商品やサービスを売ることの難しさも経験できるためスキルアップも望めるんですよ。

方法2:他部署へのアプローチをする

これも方法1と同様の「ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由」に対する解決策となります。

営業先はいつもと同じ会社ではありますが、他部署となればある意味新規営業と同じような仕事ができます。

他部署になると、抱えている課題が異なっていたり、既に競合他社の商品やサービスが導入されていたり、購入の意思決定の基準が異なっていたりと、新規営業の際に直面する壁にぶち当たるのです。

そして、その壁を乗り越えることができれば、新規営業で必要とされるスキルも獲得することができます。

ただし、既にその会社との取引があるので、ある程度は信用された状態からスタートできるので、ド新規営業よりは少し楽に進められることができます。

元底辺営業マン

まずは今の担当者に「他部署の方を紹介してもらえませんか?」と聞くところから始めてみましょう。

方法3:今の会社で新規営業をする

これも方法1,2と同様の「ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由」に対する解決策となります。

ルート営業といっても、新規営業をしてはいけないわけではありません。

日々のルート営業の空いた時間を使って、先ほどのリスト選定、ニーズの仮説構築、アプローチ、面談、プレゼン・クロージングの新規営業の一連の流れを経験してしまいましょう!ということです。

しかし、会社によってはルート営業と新規営業が完全に分かれていて、新規営業をする機会が全くなかったり、ルート営業でもたくさんの顧客を担当している場合は、新規営業に時間を割けないこともあります。

方法4:他の会社へ転職する

これは上の方法1~3を実践した上で、解決できなかった場合の解決策としましょう。

方法1~3では、今の職場でルート営業をやりつつ、少しづつ新規営業と同様の仕事をやっていくことを提案しました。

なぜかと言うと、いきなり新規営業がメインの会社に転職をしてしまうと、「やっぱり新規営業は自分に合っていなかった」となってしまう可能性があるからです。

なので、まずはあなたが少しでも新規営業を実践して「ルート営業を辞めたい」を抜け出せるかをリスクなく判断した上で、抜け出せるようであれば新規営業ができる会社へ転職した方が良いです。

また、「ルート営業を辞めたい人の理由」の3,4,8の「担当者との相性が悪い」「頻繁に電話が掛かってくる」「年収が低い傾向にある」の場合も、転職をすることで解決できる可能性があります。

ルート営業をきつい・辞めたい人におすすめの転職先2選

最後に、ルート営業をきつい・辞めたい人におすすめの転職先についてご紹介します。

きつい・辞めたい人におすすめの転職先
  • 新規営業がメインの会社
  • 無形商材を扱っている会社

転職先1:新規営業がメインの会社

「今の会社では中々新規営業ができない!」という方向けに、新規営業がメインでできる仕事へ転職するという提案です。

新規営業が全くない会社は少ないのですが、メーカー業界やインフラ業界はルート営業が多く、新規営業が少ない傾向にあります。

したがって、それらの業界を避ければ基本OKなのですが、特に「新規営業の割合が高く、歩合制(成果に応じて給料が支払われる)を採用しているところがいい!」という人には、不動産業界(住宅販売等)、保険業界(個人保険商品販売会社等)、通信業界(光回線、ケーブルテレビ会社等)、エネルギー業界(太陽光発電販売会社、オール電化販売会社等)をおすすめします。

元底辺営業マン

新規営業に自信がある人は、これらの業界へ飛び込み、バリバリ働いて稼ぎましょう。

【参考】新規営業に向いている人の特徴

ここまで何度かルート営業を新規営業と比べて見てきましたが、その理由は新規営業がまさにルート営業の対極にあるからです。

その対極である新規営業に向いている人の特徴は以下の4つだと考えています。

  • 目標から逆算して動ける人
  • 試行錯誤が好きな人
  • スキルレベルを高めたい人
  • バリバリ働いて稼ぎたい人

転職先2:無形商材を扱っている会社

「頻繁に電話が掛かってくるのが嫌だ!」「スキルアップをしたい!」という方向けに、無形商材を扱っている会社へ転職するという提案です。

ルート営業が必ずしも頻繁に電話が掛かってくるのではなく、先ほどお伝えしたように「消耗品を扱っている」「何かしらの機械を扱っている」等の場合は、新規営業であっても電話が掛かってくることが多いです。

もちろん、商材の特性によって一概には言えないですが、IT業界のような無形商材を扱っている会社であれば比較的電話が掛かってくることが少ないです。

また、無形商材は有形商材より提案の自由度が高くなるので、仕事の難易度も高くなりスキルアップを図れます。

元底辺営業マン

私の場合、有形商材→無形商材に転職し、単純な物売り営業から抜け出せたので、仕事が楽しくなりました。

元底辺営業マン

営業職の転職の方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ルート営業はやめとけ?きつい・辞めたいと思うことだけではない!

ここまで、ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれを脱する方法を見てきましたが、別にきつい・辞めたいと思うことだけではありません。

そこで、私が感じたルート営業ならではのやりがいは以下の通りです。

  • 顧客から頼られていることを実感できる
  • 顧客のビジネスを深く知れる
  • 既に関係性のある顧客のため精神的には楽

ルート営業は、長期に渡って顧客と関係性を築いていくので、「〇〇さんにお願いしたい!」等と頼られることを実感できます。

また、そのように頼られる存在になるためには、その顧客の業界、ビジネスモデル、課題等を知らなければならないので、自ずと知識が身につきます。

そうなると、「〇〇業界のことは〇〇さんに聞けばいい!」といったように、社内でもその業界のスペシャリストになることもあります。

まとめ

本記事では、ルート営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれをどのように打破すればいいかについて紹介しました。

元底辺営業マン

ルート営業のことをまとめて知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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