- 営業って誰でもできるって本当?
- 誰でもできる職種なら価値はあるの?
このような悩みを解決する記事となっています。
「営業は誰でもできる」と思っていませんか?タイトルにある通り、それは大きな勘違いです。
ここでは、営業のよくあるイメージの一つである「誰でもできる」についてご紹介します。
営業のイメージに関する記事
- 誰でもできる ←今回の記事
- ノルマが厳しい
- 残業が多い
- 休みが少ない
- 年収が高い
- 離職率が高い
- 接待が多い
転職サイト・エージェントの賢い使い方
転職活動を効率的にかつ、成功させるためには、「転職サイト」で求人を探して、「転職エージェント」を経由して応募する、という方法がおすすめです。
サービス名 | リクナビNEXT | doda | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
タイプ | 転職サイト | 転職サイト/ 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント |
特徴 | ・転職者の8割が登録。自己診断機能が優秀! | ・掲載求人数最多!エージェントも併用できる | ・総求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須 | ・20~30代前半の若手社員への転職支援に強い |
営業の求人数 | 約17,000件 | 約40,000件 | 約120,000件 | 非公開 |
対応のエリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象の年代 | 全世代 | 全世代 | 全世代 | 全世代 |
公式サイト |
目次
営業ができるの定義
まずは「営業ができる」とはどういう状態なのかはっきりさせましょう。
これは私独自の定義なのですが、以下に尽きると考えています。
- 営業ができるの定義:景気や運などに左右されず、コンスタントに売上目標を達成できる状態
正直、営業をやっていると、景気が良いために何もしなくても仕事の依頼が降ってきたり、たまたま良い案件が割り当てられて売上目標を達成できることもあれば、逆の状況になってしまい売上目標を下回ってしまうこともあります。
しかし、景気や運に左右されることなく、コンスタントに売上目標を達成できる人もいます。
そのため、「営業ができる」の定義は、そのような外部要因(景気や運)に左右されることなく「コンスタントに売上目標を達成できる状態」になればその人の「実力」=「営業ができる」と言えるのだと考えています。
営業は誰でもできるは間違い
「営業ができる」の定義に沿うと、「営業は誰でもできる」は間違いとだと分かると思います。
先ほどもお伝えしましたが、正直、実力ではなく外部要因によって売上目標を達成できることは稀にあったりします。
そして、一度でも売上目標を達成できてしまうと、「自分は営業ができるんだ」と勘違いをしてしまいがちです。
しかし、ちょっと景気が悪くなったり運とやらがなくなってしまうと、売上目標を達成できなくなる人達が続出してしまいます。
それは、私自身がかつて全く売上目標を達成できなかった経験からも言えますし、これまで数百人の営業マンを見てきましたが、半分以上はコンスタントに売上目標達成ができていなかったですからね。
営業は誰でもできると思われている理由
営業は誰でもできると思われている理由は以下の通りです。
- 営業は誰でもできると思われている理由:営業は特殊な職種だから
学校でも「営業学」となるものがないため、営業専門の学び場が存在しません。
そのため、企業側も入社時点では専門性を問わなく、誰でも営業に配属される可能性があるために「営業は誰でもできる」と思われてしまいます。
だから、本当は「営業は誰でもできる」ではなく「営業は誰でもなれる」なんですよ。
エンジニアであればプログラミングスキル、経理であれば簿記のスキルなど割とわかりやすく定義されているのに対して、営業は資格があるわけでもないため「できる」の定義も曖昧になってしまっています。
営業ができるようになる方法
ここからは、営業ができるようになるための方法を3つ解説していきます。
営業ができるようになる方法
- 自分に合った営業職種を選択する
- 必要なスキルを身につける
- 仕事のプロセス・コツを体系的に実践する
方法1:自分に合った営業職種を選択する
方法1は営業になる前の話です。
営業にも種類があるのをご存知でしょうか?
営業には形態別の「メーカー営業/代理店営業/商社営業」、商材別の「有形営業/無形営業」、方法別の「ルート営業/新規営業」、顧客別の「法人営業/個人営業」があります。
この営業の種類によって仕事内容が大きく変わるため、必要なスキル、向き不向き、やりがい等も大きく変わってきます。
そのため、自分に合った営業職種を選択するということが大事になります。
たとえば、「①法人新規向け無形メーカー営業」で全く成績が良くなかった人が、「⑫個人新規向け無形メーカー営業」に変わったことで大活躍できたという話はよくあります。
方法2:必要なスキルを身につける
方法2以降は営業になった後の話です。
当たり前の話ですが、仕事ができるようになるためには、その仕事に求められるスキルを身につけなければならなく、営業も例外なく、営業に必要なスキルを身につけなければなりません。
そして、その営業に必要なスキルは以下の4つだと考えています。
- 仮説思考力
- 論理的思考力
- 確率思考力
- PDCA力
確率思考力は少し聞きなれないかもしれませんが、それ以外はよく聞くスキルで営業職に限らない汎用的なスキルであることがわかりますよね。
「やっぱり営業は汎用的なスキルだけを必要とするのか」と甘くみてはいけなくて、これらスキルを正しく理解して正しく活用する必要があります。
方法3:仕事のプロセス・コツを体系的に実践する
「コツ」といっても、「営業は〇〇と△△を意識せよ」といったような小手先のテクニックのことではありません。
以下のように、営業の仕事のプロセスを正しく理解して、そのプロセス毎に何をすべきかを体系的に学び・実践していく必要があります。
- リスト選定
- ニーズの仮説構築
- アプローチ
- 面談
- プレゼン・クロージング
- 見込み顧客管理
そして、よく営業は「営業の仕事=商談のみ」だと間違った認識されがちなのですが、実は上記のように商談以外の仕事も多くの割合を占めています。
そのため、商談を上手くやることだけに注力しても全体としては上手くいきません。
営業としてのキャリアを歩む価値
「営業は誰でもできる」ではないことは理解して頂けたかとは思いますが、「営業としてのキャリアを歩む価値」はいかがなものかは気になりますよね。
この価値については、大きくは4つあると考えています。
- 成果が数字に現れる
- 会社を支えていることを実感できる
- 人との繋がりが増える
- 汎用的なスキルが身につく
特に個人的に営業をやっていて良かったと思う点は、「成果が数字に現れる」「人との繋がりが増える」「汎用的なスキルが身につく」の3点かなと思います。
「成果が数字に現れる」については、自分の成長スピードも見て取ることができますし、経歴や学歴に関係なく評価がされるので、実力があると判断されればキャリアアップに繋がります。
また、数字という明確な指標があるので、それが仕事へのモチベーションに繋がったりもします。
次に「人との繋がりが増える」は、これまでたくさんの優秀な人に会ってきましたが、「上には上がいるんだ」と自分を鼓舞することができましたし、その人達から良いものは盗んでスキルアップを図ることができました。
最後に「汎用的なスキルが身につく」は、上で説明した「仮説思考力、論理的思考力、確率思考力、PDCA力」といったどの職種でも必要となるスキルが身につくために、職種転換したとしてもこれまでの営業経験が全く活きないといったことはありません。
転職サイト・エージェントの賢い使い方!
転職活動を効率的にかつ、成功させるためには、「転職サイト」で求人を探して、「転職エージェント」を経由して応募する、という方法がおすすめです。
この方法は、効率良く自分に合った求人を探せる上、選考の通過率は確実に高まります。
まずは、転職サイトを活用して、手軽に自分の気になる求人を探していきます。
しかし、実際に転職サイトから応募すると、学歴フィルターなどによって機械的に落とされたり、転職活動にまつわるサポートがないため効率良く進められない可能性があります。
そのため、転職サイトで気になる求人を見つけたら、転職エージェント経由で推薦状付きで応募~面接まで進めていくことで、選考の通過率を上げることができます。
サービス名 | リクナビNEXT | doda | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
タイプ | 転職サイト | 転職サイト/ 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント |
特徴 | ・転職者の8割が登録。自己診断機能が優秀! | ・掲載求人数最多!エージェントも併用できる | ・総求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須 | ・20~30代前半の若手社員への転職支援に強い |
営業の求人数 | 約17,000件 | 約40,000件 | 約120,000件 | 非公開 |
対応のエリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象の年代 | 全世代 | 全世代 | 全世代 | 全世代 |
公式サイト |
まとめ
この記事では、営業のイメージの一つである「誰でもできる」について紹介しました。
本記事のまとめ
- 営業ができるの定義:景気や運などに左右されず、コンスタントに売上目標を達成できる状態
- 営業は誰でもできると思われている理由:入社時点では専門性を問わない特殊な職種なため
- 営業ができるようになる方法:①自分に合った営業職種を選択する、②必要なスキルを身につける、③仕事のプロセス・コツを体系的に実践する
- 営業としてのキャリアを歩む価値:①成果が数字に現れる、②会社を支えていることを実感できる、③人との繋がりが増える、④汎用的なスキルが身につく
営業のイメージに関する記事
- 誰でもできる ←今回の記事
- ノルマが厳しい
- 残業が多い
- 休みが少ない
- 年収が高い
- 離職率が高い
- 接待が多い