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営業の給料は低い?高い?低くなる5つの理由と高くする4つの方法!

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営業の給料
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  • 営業の給料の相場は?
  • なぜ給料が低いのだろう?
  • 給料を高めるためにはどうしたらいい?

このような悩みを解決できる記事となっています。

私はかつて「給料が低いな」と感じていたことがありました。

しかし、以下のように転職等もしながら、給料を上げることに成功してきました。

  • 1社目:大手商社(4年在籍)⇒ 年収450万円
  • 2社目:人材開発会社(8ヶ月在籍)⇒ 年収500万円
  • 3社目:IT企業(5年在籍)⇒ 年収1,000万円

ここでは、私の実体験を交えながら、営業の給料が低くなる理由と給料を高くする方法についてご紹介します。

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この記事の著者
元底辺営業マンのアバター
元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

営業の給料の相場

まずは営業の給料の相場を見てみましょう。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、日本の年齢別の平均年収は以下の通りです。

年代平均年収
20代319万円
30代429万円
40代489万円
50代~455万円
出典:民間給与実態統計調査

また、求人情報・転職サイトの「doda」によると、営業の年齢別の平均年収は以下の通りです。

年代平均年収
20代378万円
30代500万円
40代582万円
50代~676万円
出典:平均年収ランキング 最新版【職種別】(doda)

営業職の平均年収は日本の平均年収と比較すると、20代~40代では約50万円~100万円高く、50代以上になると200万円高くなることが分かります。

しかし、この数字はあくまで平均であって、実際には日本の平均年収年収より低くなることもあれば、営業職の平均年収よりさらに高くなることもあります。

元底辺営業マン

まずは、営業の給料が低くなる理由について見ていきましょう。

営業の給料が低くなる理由

私はかつて「給料が低いな」と感じていたのですが、営業の給料が低くなるにはそれなりの理由があることが分かりました。

その理由について「自分自身が原因」と「自分以外が原因」の2つに分類してご紹介します。

営業の給料が低くなる理由
  • 結果が出せていない
  • 評価ポイントを理解していない、評価の仕組みに問題がある
  • 残業代が支払われない
  • 仕事の内容と給料が見合ってない
  • 給料が低い業界・会社に在籍している

理由1:結果が出せていない

これは主に「自分自身が原因」に該当するものです。

あなたの会社では、評価に応じて給料が上がる仕組みが導入されていますか?

導入されているにも関わらず、「〇〇の契約が取れなかった」「ノルマを達成できなかった」という状態が続けば、上司や会社から低い評価を受けてしまい、給料が上がっていきません。

もし、同期や先輩・後輩の給料は上がっているのに、自分だけ上がっていないようであれば、結果が出せていないことが原因であると自覚しましょう。

理由2:評価ポイントを理解していない、評価の仕組みに問題がある

これは「自分自身が原因」「自分以外が原因」のどちらの場合もあります。

理由1とは違って、結果は出せているにも関わらず、給料が低いとなっている場合もあります。

たとえば、以下のようなものが原因として挙げられます。

  • 自分自身が原因:評価ポイント(成果評価、能力評価、態度評価など)を正しく理解できていない、評価ポイントをアピールできていない
  • 自分以外が原因:評価の仕組み(評価が属人的、基準が曖昧など)に問題がある

「自分自身が原因」については、たとえば、結果は出せている(=成果評価は高い)のに、協調性がない(=態度評価が低い)と評価されていたら、全体的な評価が低くなってしまいます。

私の実体験なのですが、身近な人からの評価は高くても、少し離れた人からの評価が低ければ、最終的な評価は低くなってしまう可能性があります。

後から聞いた話ですが、たまたま少しだけ関わった人からの私の見え方が悪く、それが評価に悪い影響を及ぼしてしまい、「アピールが足りてない」となってしまいました。

また、「自分以外が原因」については、「評価者に嫌われているから正しく評価してくれない」「評価の基準が良く分からない」等といった、会社側に原因があることもあります。

理由3:残業代が支払われない

これは「自分以外が原因」に該当するものです。

残業をしているにも関わらず、支払われるはずの残業代が支払われていなかったら、給料が低く感じてしまうかもしれません。

まず、そもそも残業とは「労働基準法で決められた時間(法定労働時間)を超えた時間に行う労働」のことを言い、以下のように定義されます。

  • 1日8時間を越えた労働:定時が9時~18時(内1時間休憩)の場合、18時を越えた時間の労働が残業に該当
  • 週40時間を越えた労働:定時が9時~18時(内1時間休憩)の労働を月曜日から金曜日まで続けた場合、土日の労働が残業に該当

この「1日8時間を越えた労働」「週40時間を越えた労働」のどちらか一方でも該当していれば残業となり、残業代(基礎時給に「割増率」をかけたもの)が支払われなければいけないんですね。

しかし、実際には残業代が支払われない場合もあり、それには以下の2つのパターンがあるそうです。

  • パターン1:手違いで残業代が未払いになっている
  • パターン2:意図的に残業代が未払いになっている

まずは、残業代が支払われる条件に当てはまっているのか、当てはまっていて支払われていない場合はなぜ支払われていないのかを知ることが大事です。

元底辺営業マン

私は1社目のときに、退勤は18時に登録だけして、それ以降も働かざる得ない状況がありました。

理由4:仕事内容と給料が見合っていない

これは「自分以外が原因」に該当するものです。

結果も出していて、高い評価も受けていて、きちんと残業代も支払われているが、仕事の量や難易度に対して給料が見合ってないと感じる場合のことです。

人手が足りなく働き詰めになっていたり、難易度の高い仕事をこなしているのに他の職種と給料が一緒で不満がある等、そんな状況に陥っていませんか?

私自身も過去に人手が足りないからといった理由で、ある一定期間の間だけ通常の1.5倍程度働いていたことがあり、その期間は「仕事量と給料が見合ってないな」と不満がありました。

こういったことが一時的であればいいのですが、ずっと続くようであればその会社で働き続けても、あなたの仕事量と給料の感覚は釣り合わないかもしれませんね。

理由5:給料が低い業界・企業に在籍している

これは「自分以外が原因」に該当するものです。

そもそも給料が低い業界・企業に在籍してしまっているがために、給料が低くなってしまっている可能性があります。

以下の営業職種別の年収を見てみましょう。

営業職種平均年収
MR697万円
医薬品メーカー573万円
医療機器メーカー559万円
リース(金融)527万円
電子部品メーカー521万円
証券500万円
機械/電機メーカー491万円
IT/通信478万円
総合商社459万円
銀行457万円
化学/素材メーカー454万円
クレジット/信販450万円
食品/消費財メーカー441万円
住宅設備/建材メーカー434万円
不動産金融432万円
建設/不動産432万円
インターネット/広告/メディア428万円
専門商社428万円
保険425万円
保険代理店418万円
医療機器卸415万円
小売/外食411万円
信用金庫/組合400万円
サービス400万円
家具/インテリア/生活雑貨396万円
福祉/介護関連362万円
出典:平均年収ランキング 最新版【職種別】(doda)

これを見ると、たとえ「福祉業界の営業(平均年収:362万円)で頑張って給料上げるぞ!」と意気込んでいて、どれだけ優秀であったとしてもMRの営業(平均年収:697万円)の人より年収を上回るといったことが難しいといったことがあるのは分かりますよね。

また、業界ではなく営業の種類別といった切り口で見ても平均年収は変わってきます。

営業の種類平均年収
管理職・マネージャー(営業系)528万円
海外営業・貿易営業513万円
営業企画・営業推進490万円
法人営業447万円
個人営業424万円
代理店営業423万円
ルートセールス403万円
内勤営業・カウンターセールス366万円
出典:職種別平均年収ランキング(マイナビagent)

このように、営業の種類によっても平均年収は変わり、たとえば個人営業より法人営業の方が平均年収が高い傾向にあり、ルート営業は平均年収が低い傾向にあります。

元底辺営業マン

まずはこれら5つの理由のどれに当てはまるのか把握しましょう。

営業の給料を高くする方法

私はこれまで何度か失敗を繰り返し、なんとか「給料が低い」状態を脱することができました。

ここからは、そのための具体的な方法についてお伝えしていきます。

営業の給料を高くする方法
  • スキルアップして、仕事を正しく進める
  • 評価ポイントを理解してアピールの仕方を工夫する
  • 上司、労働基準監督署、弁護士に相談する
  • 他の会社へ転職をする

方法1:スキルアップして、仕事を正しく進める

これは理由1の「結果が出せていない」に対する解決策となります。

結果が出せていない場合、「営業に必要なスキルが身についていない」「営業の仕事を正しく進められていない」の2つの原因がある可能性があります。

営業に必要なスキルと営業の仕事の流れは以下のようになります。

スクロールできます
営業の流れ仮説思考力論理的思考確率思考力PDCA力
1.リスト選定
2.ニーズの仮説構築
3.アプローチ
4.面談
5.プレゼン・クロージング
6.見込み顧客管理

※◎:最重要、〇:重要、ー:不必要

私自身もかつては我流で営業をしていて全く成果が上がりませんでしたが、これらを理解・実践していくことで徐々に結果が出るようになりました。

方法2:評価ポイントを理解してアピールの仕方を工夫する

これは理由2の「評価ポイントを理解していない、評価の仕組みに問題がある」に対する解決策となります。

そもそも評価ポイントを理解していないのであれば、今すぐにでも会社の人事制度等を確認してみてください。

そして、評価ポイントを理解したのちに、その評価ポイントを意識した行動を身近な人だけではなく、今後関わる全ての人に対して心掛けてください。誰がどこで見ているか分からないので。

評価の仕組みに問題がある場合は、上司や人事に掛け合ってみましょう。

一人の意見だけで評価の仕組みが変わるとも思えないので、徐々に同じ意見を持つ同士を集めて声を大きくしていく方がいいかもしれません。

元底辺営業マン

ただし、それでも評価の仕組みが変わらないのでれば、方法4の「他の会社へ転職をする」も視野に入れましょう。

方法3:上司、労働基準監督署、弁護士に相談する

これは理由3の「残業代が支払われない」に対する解決策となります。

先ほどお伝えした通り、残業代が支払われる条件を満たしているのに、残業代が支払われていない場合は、上司や人事にその理由を聞いていきましょう。

そこで答えが単純な手違いということであれば、すぐに支払われるので特に問題はないでしょう。

しかし、何かしらの言い分があるとき(=意図的に支払いをしていない)は、労働基準監督署に無料で相談をしてみるという手があります。

また、それでも改善されなければ有料で弁護士に依頼するという手がありますが、私だったらそもそも労働基準法という法律を意図的に違反しているような会社では働きたいとは思わないので、方法4の「他の会社へ転職をする」を考えますね。

方法4:他の会社へ転職をする

これは理由1~5の「結果が出せていない」「評価の仕組みに問題がある」「残業代が支払われない」「仕事内容と給料が見合っていない」「給料が低い業界・企業に在籍している」の全てに対する解決策です。

まさに以下のような感じで検討してみましょう。

  • 結果が出せていない
    ⇒ 結果が出せる仕事ができる会社へ転職
  • 評価の仕組みに問題がある
    ⇒ 自分が納得できる人事制度がある会社へ転職
  • 残業代が支払われない
    ⇒ 残業代が支払われる会社へ転職
  • 仕事内容と給料が見合っていない
    ⇒ 仕事内容と給料が見合っている会社へ転職
  • 給料が低い業界・企業に在籍している
    ⇒ 給料が高い業界・企業へ転職

特に「結果が出せていない」については、そもそも自分に合っていない営業職を選択してしまっている可能性があります。

私自身もそうだったのですが、営業にはいくつか種類があり、自分に合った営業職を選択することによって、仕事へのモチベーションが変わり、結果が出せるようになることもあります。

元底辺営業マン

営業職の転職の方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

ここでは、営業の給料(年収)が低くなる理由と高くするための方法について紹介しました。

元底辺営業マン

営業のイメージと実態をまとめて知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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