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商社営業のきつい・辞めたい理由5選!乗り越えるための6つの方法も

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商社営業がきつい・辞めたい
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  • 商社営業をきつい・辞めたいと感じる理由は?
  • それを脱するための具体的な方法は?
  • 商社営業から抜け出すときのおすすめの転職先は?

このような悩みを解決する記事となっています。

私はかつて商社営業はきつい・辞めたいと感じていたことがあり、そのせいで仕事へのモチベーションがなくなったり、将来への不安を抱えたりしていました。

しかし、しっかりときつい・辞めたいと感じている原因と対策を考えてきたことで、悩みを解決することができました。

ここでは、私の体験談を踏まえながら、商社営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれをどのように打破すればいいかについてご紹介していきます。

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元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

商社営業をきつい・辞めたいと思う人はいる?

商社営業をきつい・辞めたいと思う人がいるのは事実のようです。

yahoo知恵袋で「商社営業 辞めたい」と検索してみると、以下のような投稿が投げかけられていました。

  • 商社を辞めたい…傲慢なんでしょうか…現在、総合職としてあくせく動き回っている生活です。帰宅時間も接待の飲みを入れたりすると安定しない事が多く、分かってはいましたが非常に激務です。最近では海外市場も注目されており、アフリカや南米といった日本から遥か遠いところで仕事を持つ事も有り得ます。
  • 今3年目で商社で営業やってます。26です。新規がメインで、最近はやる気がなくなり、訪問件数が少なくなってきました。
  • 今の仕事を辞めたい(逃げたい)です。新卒から商社の営業として現職に勤めており、4年目の男です。
出典:yahoo知恵袋(コメント一部抜粋)

このように、商社営業をきつい・辞めたいと思う人の理由は様々あるようです。

なので、商社営業をきつい・辞めたいと思うのは特別なことではないですし、むしろ今の悪い状況から抜け出せるチャンスだと捉えて、前向きになりましょう!!

商社営業をきつい・辞めたいと思う理由5選

結論、商社営業をきつい・辞めたいと思う人によくある理由は、以下の5つとなります。

きつい・辞めたいと思う理由
  • 扱う商材が多い
  • メーカーと顧客との板挟み
  • 多くの人を巻き込まないといけない
  • メーカーがいなければ何もできない
  • 飲み会が多い

理由1:扱う商材が多い

商社営業は「他社の商品やサービスを仕入れて顧客に売る営業」のため、顧客の課題を解決できる手段が増えますが、それだけ幅広い商材のインプットをしなければなりません。

なので、商社営業は「広く浅く」となりますが、メーカー営業は「自社の商品やサービスを直接顧客に売る営業」のため「狭く深く」となるイメージです。

ただし、「浅く」だからといって、ある程度商材のことを知らないと売れません。

たまに「商社はメーカーの人に同行してもらって、商材の説明を話してもらえばいい」と思っている人がいますが、それは大きな間違いです。

大きなクライアントだったり、商談がある程度進んだタイミングだあれば、同席してもらうことはありますが、メーカーの人も割ける時間が限られるので、ファーストコンタクトから興味を持ってもらうところまでは商社営業の役目だったりします。

そして、私の実体験なのですが、その商材のインプットをしようと思っても、以下の阻害要因を抱えていると、なかなか前に進まなくなってしまいます。

  • 仕事の目標がない
  • 売らされている感がある
  • 商材が好きではない
  • 今の仕事でご飯を食べていくといった覚悟がない
  • 将来自分の役に立つかがわからない
  • 自分の性に合ってない
  • 売った先にある充足感や喜びを感じられていない
元底辺営業マン

これらについては後ほど解説します。

理由2:メーカーと顧客との板挟み

商社の立ち位置は「メーカーと顧客との間」にいます。

なので、商社営業は、顧客の課題を把握し、メーカー側にその課題を伝え、一緒に課題解決策を考え、顧客に提案していくという流れになります。

しかし、そのやり取りがなかなか一筋縄ではいかず、「機能・スペック」「納期」「価格」等を顧客側とメーカー側とで調整する必要があります。

たとえば、納期については、顧客側から「発注してから2日以内に届くようにしてほしい」となっても、メーカー側から「3日以内でないと厳しい」と言われてしまうこともあり、両社の落としどころを調整しなければならないのです。

これらの調整は、すんなりといくことは少ないので、粘り強くやっていく必要があります。

これがメーカー営業の場合は、身内である自社の開発部門・生産部門・物流部門と調整するということになるので、商社営業よりは比較的やり易くなります。

理由3:多くの人を巻き込まないといけない

一社から仕入れて売るだけなら比較的簡単かもしれません。

しかし、大きなプロジェクトにもなってくると、様々な関係者を巻き込みながらリードしなければなりません。

私は過去に、大きな設備のプロジェクトに関わっていたことがありましたが、そのときは、メーカー、工事業者等といったいくつかの外部業者をリードしながら提案書を作ったり、プロジェクトを進めていく経験をしました。

やはり関係者が多くなると一筋縄ではいかず、「うちの会社では〇〇したい」「当社では〇〇は難しい」といったように、利害関係が一致しない人達を統率していくのはとても苦労しました。

理由4:メーカーがいなければ何もできない

これはきつい・辞めたい理由というか、もどかしいところになるかもしれません。

結局、商社は、メーカーやその他の企業がいなければ、自分達では何もできないのです。

顧客の課題を解決するために、協力してくれる企業を集めたり、立派な提案書を書いたりはしていきますが、実際にその顧客の課題を解決するのは、メーカーやその他企業なのです。

「自分の手あるいは自社の商材で顧客の課題を解決したい!」と思っている人にとっては、少し不満を感じてしまうかもしれません。

理由5:飲み会が多い

未だに飲み会文化は根付いている企業も多いです。

私も過去商社に在籍していたときは、社内の飲み会も毎日のように行ってましたし、社外の人との接待も結構行きましたね。

“商社’営業に限った話ではないかもしれませんが、社内で言うと、営業は各商品部、業務部、法務部等と色々な部署と関わる機会が多いので、誘われる飲み会も多くなってきます。

また、社外で言えば、メーカーから接待を受けることもあれば、顧客へ接待をすることもあり、メーカー営業と比べると接待の機会も多くなります。

元底辺営業マン

このように、色々と接点が多い商社営業は、やはり飲み会が多くなってしまう傾向にあります。

【参考】全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由

商社営業に限らず、全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由についても知っておきましょう。

以下の6つが全営業職共通にきつい・辞めたいと感じる理由だと考えています。

  • ノルマに追われる
  • 残業が多い
  • 大半が断られる
  • 苦手な人からも逃げることができない
  • 社内調整が多い
  • 人を動かさなければならない

商社営業をきつい・辞めたいを脱する方法6選

私自身も先ほどの「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」に該当していたのですが、ある変化を起こすことでその状態を脱することができました。

ここでは、そのための具体的な方法を6つご紹介していきます。

きつい・辞めたいを脱する方法
  • モチベーションを見つける
  • 落としどころを見つける
  • マネジメント力を身につける
  • 商社の価値を理解する
  • 社外は我慢、社内は断る
  • 他の会社へ転職する

方法1:モチベーションを見つける

これは「商社営業をきつい・辞めたい人の理由」の1の「扱う商材が多い」に対する解決策となります。

先ほどもお伝えした通り、商材をインプットするためのモチベーションがないと正直難しいです。

なので、「その商材をどのように学ぶか」といったHowの話の前に、「その商材をなぜ学ぶか」といったWhyを明確にしたり、そもそも自分に合った商材というのもあるのです。

たとえば、Whyには以下のようなものがあります。

  • 世の中に〇〇商品を広めるため
  • 給料アップのため
  • お客様に頼りにされるため
  • 昨日よりはちょっとレベルアップするため
  • etc…

正直、あなたがモチベーションになるものだったらなんでも構いません。

最初は小さい目標であっても、できることが増えてくるようになれば、自ずと大きな目標になっていきます。

方法2:落としどころを見つける

これは「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」の2の「メーカーと顧客との板挟み」に対する解決策となります。

たまに「お客様は神様だ!」精神で、なんとか顧客側の要望を100%応えるために、メーカー側に無理難題を押し付けてしまう人がいます。

しかし、そのようなことばかりしていると、顧客側には「都合の良い人」だと思われ、メーカー側には「面倒な人」だと思われてしまいます。

そうならないように、両社にとっての落としどころを見つけていく必要があります。

それにはいくつかやり方があるのですが、「両社にとって譲れないポイントは満たす」「代替案を出す」等、できるできないといった1か0の会話をするのではなく、間を取れないかを考えていくと良いでしょう。

方法3:マネジメント能力を身につける

これは「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」の3の「多くの人を巻き込まないといけない」に対する解決策となります。

マネジメント能力とは「物事の進行を管理したり、組織を上手く運営して目的を達成したりするための能力」のことです。

よく管理職の立場の人が、後輩や部下の能力を伸ばしてチームとして大きな成果を上げていくといった意味で使われることが多いですが、商社はまさにこの能力が問われます。

「GLOBIS」には「マネジメント能力を構成するスキル」「マネジメント能力を高める方法」については、以下のように書かれていました。

<マネジメント能力を構成するスキル>

  • 目標を設定し、伝える力
  • 目標への進捗を管理する力
  • 状況を把握する力
  • 業務遂行能力

<マネジメント能力を高める方法>

  • 視座を高める
  • 問題解決能力を高める
  • コミュニケーション能力を高める
出典:マネジメント能力とは?5つの必須スキルと高める方法(GLOBIS CAREER NOTE)

このようにマネジメント能力は、いくつかのスキルが組み合わさっているので、一朝一夕で身につくものではないと思いますが、コツコツと実践していくしかありません。

方法4:商社の価値を理解する

これは「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」の4の「メーカーがいなければ何もできない」に対する解決策となります。

「メーカーがいなければ何もできない」という言い方をしてしまいましたが、「メーカーにはメーカーの商社には商社の」それぞれの役割が違うので仕方ないことです。

メーカーは、製造に注力して、海外から原材料を調達したり、商品を一つ一つ納入するには、多大のコストや労力がかかるので、避けたいところです。

そのため、商社はメーカーの製造以外の部分を担ってあげて、原材料の調達や販路拡大をしてあげるといった役割を担っています。

このように、そもそも商社とメーカーの役割や提供する価値が違うので、これらをしっかり理解して、自分はどちら側に関わりたいのかを考えなければなりません。

方法5:社外は我慢、社内は断る

これは「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」の4の「飲み会が多い」に対する解決策となります。

社外との接待は、これまでの関係性やこれからの関係性もあって、なかなか断ることが難しいかもしれません。

ただ、不況に陥った背景から顧客はコストにかなり敏感になり、コストを下げるために複数業者を競わせるよう(=コンペ)になってきたので、飲んで仲良くなっておけばOKといった文化は減ってきました。

また、社内の飲み会は断ってしまえば大丈夫です。

もし仮に、飲みの誘いを断ったから先輩・上司に嫌われるとか、評価に悪影響があるということを気にする方もいるかもしれませんが、そんなことで評価されるような会社であれば辞めてやればいいんです。

元底辺営業マン

本当にくだらないと思います。飲んでいる暇があったら、コンペに勝つために時間を割くべきなのです。

方法6:他の会社へ転職する

これは上の方法1~5を実践した上で、解決できなかった場合の解決策としましょう。

そうしないと逃げ癖が付いてしまい、転職をしてもまた別の理由で辞めたい!となったら、乗り越えようともせずまた転職を繰り返してしまうからです。

ただし、「色々やってみたけどダメだった」という方は、転職をすることで先が見えてくる場合があります。

たとえば、以下のように「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」を根本的に避けてしまうことで、そのような状況が生まれないようにしてしまいます。

  • 扱う商材が多い ⇒ 扱う商材が少ない会社へ
  • メーカーと顧客との板挟み ⇒ メーカーと顧客の板挟みにならない会社へ
  • 多くの人を巻き込まないといけない ⇒ 多くの人を巻き込まなくてもいい会社へ
  • メーカーがいなければ何もできない ⇒ 自社で完結する会社へ
  • 飲み会が多い ⇒ 飲み会が少ない会社へ
元底辺営業マン

次に、避けるための具体的な転職先をお伝えしようと思います。

商社営業をきつい・辞めたい人におすすめの転職先3選

最後に、商社営業をきつい・辞めたい人におすすめの転職先についてご紹介します。

おすすめの転職先
  • メーカー営業がメインの会社
  • パッケージ商材を扱っている会社
  • 歴史の浅い業界・会社

転職先1:メーカー営業がメインの会社

「どうしても商社営業が嫌だ!」という方向けに、根本的に商社営業の仕事をなくし、メーカー営業の仕事へ転職するという提案です。

商社営業はどうしてもメーカーと顧客との板挟みになってしまうので、自社で商品やサービスを直接顧客に売るメーカー営業へ転職するということです。

このメーカー営業になることによって、「商社営業をきつい・辞めたいと思う理由」の1~5の全てが解決できる可能性があります。

  • 扱う商材が多い ⇒ 基本的には自社で扱っている商材だけ
  • メーカーと顧客との板挟み ⇒ 板挟みを避けられる
  • 多くの人を巻き込まないといけない ⇒ 関係者が少なくなる可能性がある
  • メーカーがいなければ何もできない ⇒ 自社で完結できる
  • 飲み会が多い ⇒ 業界・会社によっては少なくなる

メーカー営業は、基本的には自社の商品やサービスを使って顧客の課題解決をするので、扱う商材は自社のものに限定されるために、関係者も自社に限定され、板挟みもなくなり・・・といったように、自社で完結することが多いです。

そして、転職する業界や会社によっては、飲み会が少なくなる可能性もあります。

元底辺営業マン

メーカー営業に向いてるかは以下でチェックしてみましょう。

【参考】メーカー営業に向いてる人の特徴

商社営業と同じ形態別のメーカー営業に向いてる人の特徴は以下の3つだと考えています。

  • 商品やサービスに愛着を持てる人
  • 物事を深く突き詰められる人
  • 自らの手で顧客の課題解決をしたい人

転職先2:パッケージ商材を扱っている会社

「多くの人を動かすのが苦手!」という方向けに、なるべく少人数で仕事が完結できる会社へ転職するという提案です。

パッケージ商材とは、顧客のニーズに合わせて商材をカスタマイズすることなく、扱っている商材をそのまま売るものになります。

なので、以下のようなものがパッケージ商材に該当します。

  • 電力・ガス・エネルギー
  • 印刷機
  • 会計ソフト
  • etc…

これらのパッケージ商材を扱っていると、顧客のニーズに合わせるために様々な人の力を借りながら解決策を検討したりする必要がないので、比較的少人数で仕事を進める機会が多くなります。

逆に、システムの受託開発等の都度カスタマイズの必要があるものだと、多くの人を巻き込みながら進めることが多いです。

転職先3:歴史の浅い業界・会社

「飲み会は少ない方がいい!」という方向けに、なるべく飲み会が少ない会社へ転職するという提案です。

もちろん、一概に「この業界・会社は飲み会が少ない!」と言うことはできませんが、接待の文化が少ない業界はあります。

それは、IT業界等の歴史が浅い業界です。

なぜかと言うと、昔はモノはどんどん売れる時代にありましたが、今は世界的に不況に陥った背景から顧客側もモノを買うことに慎重になってきました。

そのため、飲んで仲良くなれっておけばOKという時代はなくなり、実力で評価される時代になってきたので接待も少なくなってきたため、歴史が浅い会社はそれに合わせて元から接待が少ない文化が根付いたのです。

元底辺営業マン

営業職の転職の方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

商社営業はやめとけ?きつい・辞めたいと思うことだけではない!

ここまで、商社営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれを脱する方法を見てきましたが、別にきつい・辞めたいと思うことだけではありません。

そこで、私が感じた商社営業ならではのやりがいは以下の通りです。

  • 本質的な課題解決に関われる
  • 課題解決能力が身につく
  • 人と人を結びつけて新しい価値を出せる
  • 給料が高め

商社営業は、自社で持っている商材ありきで解決策を検討するのではなく、顧客の課題ありきでそれを解決できる商材を検討するので、本質的な課題解決に関われます。

そのため、課題解決能力を高めていくことができます。

また、その過程で、様々な企業や人を繋げていくことで、新しい価値を創出できるようになることも楽しさを感じることがあります。

まとめ

本記事では、商社営業をきつい・辞めたいと思う理由やそれをどのように打破すればいいかについて紹介しました。

元底辺営業マン

商社営業のことをまとめて知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。

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