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「やりたいこと」より「できること」を仕事にする!4年悩み続けた結論

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やりたいことよりできること
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  • 「やりたいこと」が見つからないけどどうしよう。
  • 「やりたいこと」と「できること」の違いは?
  • どっちで考えた方がいいの?

このような悩みに対する記事となります。

「この仕事をどうしてもやりたかったんだよね!」「〇〇することが夢なんだよね!」とか言っている人が本当に羨ましく見えて、「やりたいことを見つけなきゃ!」と、かつて私もやりたいこと探しに奮闘していました。

でも、そんなものすぐに見つかるようなものではありませんでした。

しかし、あるとき「やりたいこと探し」は辞めて、今自分にできることコツコツやることに専念していくことで、自然とできることが増えて、やりたいことも見えてくるようになりました。

同じことを2019年1月6日放送の「林先生が驚く初耳学2時間SP」の「林先生の情熱教室」というコーナーで話をしていたので、その内容をご紹介したいと思います。

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この記事の著者
元底辺営業マンのアバター
元底辺営業マン

上智大学▶上智大学大学院▶大手商社4年(年収450万円)▶ベンチャー企業8ヶ月(年収500万円)▶IT企業5年(年収1,000万円)と営業職を約10年経験。底辺営業マンを抜け出した仕事術や転職術を発信。

「やりたいことが見つからない」は悪なのか

キャリアを考えるにあたって「やりたいことが見つからない!」という悩みを持っている人は多いと思います。

私もその一人だったのですが、新卒で就職した後も、明確な「やりたいこと」が見つからず、よくある「過去の経験の棚卸し」のワークをやってみたりもしましたが、結局やりたいことは見つかりませんでした。

おそらく多くの時間を掛けたとしても「やりたいこと」は見つからなかったと思います。

しかし、当時の私はやりたいことが見つからないまま転職をしたのですが、今では仕事を毎日楽しくできているので、決して「やりたいことが見つからない=悪」ではないと考えています。

元底辺営業マン

その理由を林修氏が分かりやすく解説していたのでご紹介していきます。

「やりたいこと」と「できること」の2軸がある

社会で働くにあたっては「やりたいこと」と「できること」の2軸で考えることが重要で、どっちの軸で考えるかが人生の分かれ目になると言っていました。

やりたいことできること

これはどちらの軸で考えるのが良い悪いではなく、自分に合ったほうで考えることが重要ということです。

例えば、アップル社の共同設立者の一人であるスティーブ・ジョブズは「やりたいこと」で考えて成功している人の一人です。

  • 本当に好きな物事しか続けられないと確信している。 何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも恋人にも
BY スティーブ・ジョブズ

逆に、林修氏は「できること」で考えることで、ここまで上手くやってこれることができたと言っています。

元底辺営業マン

次に「やりたいこと」と「できること」の違いについて見ていきましょう。

「やりたいこと」と「できること」の違い

違いは「やりたいこと=偶然」「できること=必然」とのこと。

「やりたいこと」は、偶然であって絶対的なものではないと言っています。

例えば、ある人に「何がやりたいのか?」と尋ねたところ、「ゲームクリエイターになりたい!」と言っていたとしましょう。

しかし、同じ質問を100年前にしていたら、ゲームクリエイターになりたいという回答は返ってこないでしょう。

その理由は単純で、100年前にはゲームクリエイターという職が存在しなくて、現在にはゲームクリエイターという職が存在するからです。

林修氏は、間の願望は環境や情報とか外部の要因に出会ったもので、そういう願望がいつの間にか内部化されて、自分の思いにすり替わっており、外的要因によるところが大きいとして、特に「やりたいこと」軸に拘る必要はないと言っていました。

元底辺営業マン

では、なぜ林修氏は「やりたいこと」で考えてこなかったのか、その理由について見ていきます。

「やりたいこと」より「できること」を仕事にする理由

その理由は「できること」は、世の中に求められているからです。

林修氏の2つの体験談から「できること」軸で考えるようになった理由が分かります。

体験談1:「やりたいこと=投資」、「できること=塾講師」

林修氏は、学生時代塾講師をやっていたそうですが、どの塾に行っても「来週から来てよ」と言われていたそうですが、「やりたくない」から大学を出た後に銀行に入社したとのことです。

しかし、その後は投資など「やりたいこと」をやったそうですが、自分には向いていないと気づき、借金も返せなくなりそうになり、3年で辞めたそうです。

ただ、そこから「できること」に徹することにしたら、30年間上手くいかなかったことや悩んだことは一つもなかったとのことです。

体験談2:「やりたいこと=食に関する本を書く」、「できること=自己啓発本を書く」

投資とは別に「やりたいこと」は本を書くことで、出版社から自己啓発本を書いてくれという依頼が過去にあった際に、トータルで100万部くらい売れたそうです。

ただ依頼があった時は、「やりたいこと」ではなく「できること」だと感じていたとのことです。

林修氏に声をかけた人はフリーの編集者だったのですが、この功績もあって、大手出版社での正社員に採用が決まり、その奥さんの両親が不安定な仕事から、安定な仕事を掴んだことでものすごく喜んでいたそうです。

これだけで、「やりたいこと」でなく「できること」を選んで良かったと言っていました。

次に編集者から「書きたい本を書いてください」と言われて、「すし、うなぎ、てんぷら」というタイトルの本を書いたそうです。

つまり、「やりたいこと」だったのですが、これが出した本の中で唯一重版にならなかったそうで、こんな屈辱を味わうくらいなら書きたくない本の方がマシだったと言っていました。

「やりたいこと」より「できること」を仕事にした経験からの学び

私自身も「早くやりたいことを見つけなきゃ!」と思っていた一人です。

しかし、結局「やりたいこと」を見つけることができなかったのですが、できることから考えるようになってからは、キャリアに対するモヤモヤはなくなっていきました。

なので、その経験から得た学びについてご紹介したいと思います。

「やりたいこと」より「できること」で考えた経験からの学び
  • 「やりたいこと」がないものはない
  • 「できること」をやると「やりたいこと」が生まれてくる

学び1:「やりたいこと」がないものはない

よく過去に衝撃的な経験をして、その経験から「やりたいこと」が見つかり、それに向けて頑張っている人の話をよく聞きます。

例えば、過去に海外に住んでいるときに貧しい子どもたちに会って、その経験から「絶対その子たちが豊かにしてあげられるような仕事をやるんだ!」というような話です。

正直、このような経験をしている人は羨ましいなと思っていましたし、私自身もこのように「やりたいこと」を見つけようとしていました。

しかし、残念ながら私はこのような経験をしていなかったですし、小さな経験から無理矢理「やりたいこと」を紡ぎだそうとしましたが、出てくることはありませんでした。

そのとき、「やりたいこと」は考えて絞り出すものではなく、現時点でパッと思い浮かばないのであれば、潔く「やりたいこと」がないこと自覚するのが大事だと悟りました。

学び2:「できること」をやると「やりたいこと」が生まれてくる

そして、「できること」でキャリアを考えるようになりました。

1社目では、工場向けの産業機械を売る営業(=有形営業)をしていましたが、その商品自体に全く興味が持てず、勉強するモチベーションもなかったので、ほとんど売れることもなく成績もイマイチでした。

そして、転職を考えるようになったのですが、昔から物事をロジカルに考えるのは苦手ではなかったので、有形営業のように決まった商品を売る営業ではなく、自分のアイデアを売る無形営業に「できること」軸で転職することにしました。

仕事ができると、仕事へのモチベーションも湧き、営業成績も良くなり、仕事に対する自信も出てくるといった好循環が生まれるようになりました。

この好循環が生まれてくると、その過程の中で「もっとこうやったら上手くいくのではないか」といった形で、小さな「やりたいこと」が生まれてきました。

このような小さな「やりたいこと」が生まれてきてからは、仕事を楽しむことができるようになってきました。

まとめ

本記事では、「やりたいこと」より「できること」を仕事にすることについての理由と学びを紹介しました。

元底辺営業マン

営業職の転職の方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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