- 営業の志望動機の書き方を知りたい!
- 営業の志望動機を書くときのポイントは?
- 営業の志望動機の参考例文を見たい!
このような悩みを解決する記事となっています。
いざ営業の志望動機を書こうとしても、何を書くべきか、どのような点を意識してかくべきかわからないですよね。
ただし、この記事を見ながら書いていけば、その悩みは解消されます。
私自身も以下のように、2回の転職を成功させてきましたので、参考になると思います。
- 1社目:大手商社(4年在籍)⇒ 年収450万円
- 2社目:人材開発会社(8ヶ月在籍)⇒ 年収500万円
- 3社目:IT企業(5年在籍)⇒ 年収1,000万円
ここでは、転職活動で志望動機が必要な理由、営業職の志望動機を書くときのステップや注意点についてご紹介します。
営業の志望動機を聞かれる理由
営業職に限った話ではありませんが、そもそもなぜ企業側は、志望動機を求めてくるのでしょうか。
その理由が分かれば、こちら側もどういったことを意識して志望動機を伝えるべきか見えてくるのです。
- 志望度の高さを見極めるため
- 適性を見極めるため
理由1:志望度の高さを見極めるため
企業側としては、たとえどんなに優秀な人が応募してきても、実際に内定を承諾されなければ意味がありません。
それだとただの時間と労力の無駄になってしまいますよね。
なので、応募者が「本当に入社してくれるのか」を志望動機から見極めて、時間と労力をかけるべきかかけるべきではないかを判断しています。
また、企業側としても決して上から目線で応募者をふるいにかけているだけではなく、入社後にやりたい仕事や5年後に目指す姿などを聞いて、「応募者のキャリアにミスマッチがないか」について助言してくれる場合もあります。

もし、マッチしていなければ「当社ではあなたの夢が実現できないので、〇〇業界の方が向いていると思います。」と言ってもらえることもあります。
理由2:適性を見極めるため
企業側は「なぜ当社に興味を持ったのか」「企業選びの軸は何だろう」といったことを理解することによって、活躍できる人材かどうかを見極めています。
たとえば、「英語スキルがあるため、海外と繋がりたい」という志望動機であれば、もちろん国内営業部より海外営業部の方が適性があるといった具合です。
他にも「法人営業の経験を活かして、大企業を相手に大きなビジネスを動かしたい」といったものであれば、中小企業担当ではなく大企業担当に適性があるとなるでしょう。
いずれにしても、自分の「軸」となるものを伝えることによって、お互いが歩み寄ることが重要となります。

なので、受かりたいがために志望動機に嘘を書くことは、将来的にあなたにも企業にもマイナスなことになってしまいます。
営業の志望動機のよくある例
「そもそもみんな営業職にどのような動機で志望するの?」という疑問を抱いている人もいると思います。
そのような疑問に回答するべく、ここからは営業の志望動機のよくある例を営業の種類毎に見ていきましょう。

ここで紹介している例をどんどんマネちゃいましょう。
メーカー営業の志望動機の例
メーカー営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 自社の商品やサービスを世の中に広めたい
- 顧客の課題解決を自らが中心となってしたい
- 専門性を高めたい
- etc…
メーカー営業は、自社の商品やサービスを扱っているので、世の中に普及させていくことによって、世の中の生活が豊かに・便利にすることへの貢献ができます。
また、顧客の課題を汲み取って、その課題を解決できる商品やサービスの開発にも関われることができれば、なおさらやりがいを感じます。

商社営業は、その課題解決をメーカーにお願いする形になります。
代理店営業の志望動機の例
代理店営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 会社(代理店)の経営をサポートしたい
- チーム一丸となって仕事を進めたい
- 経営者や管理職に必要なスキルが身につけたい
- etc…
代理店営業は、代理店経営者の相談を受けたり、売上を上げられるようにサポートしていくので、その代理店の経営をサポートしている実感が湧きます。
そして、同じ売上目標達成に向けて、実際に商材を売る現場の人とも協力しながら進めていくので、チーム一丸となって仕事できることもやりがいを感じられるでしょう。
それらの過程で、経営の考え方や視点、現場を動かすマネジメント能力が身につくことも、将来にとってはプラスに働きます。
商社営業の志望動機の例
商社営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 本質的な課題解決に関わりたい
- 問題解決能力が身につけたい
- 人と人を結びつけて新しい価値を出したい
- etc…
顧客の課題解決の手段が多いので、本当に顧客の課題解決に必要なものを提供することができます。
そして、それは顧客の問題毎に検討していく必要があるので、案件をこなす毎に問題解決能力が身についていきます。
また、顧客の課題解決をするために、複数の企業や人を結び付けることによって、今までにはなかった解決策を見出したり、新サービスを生み出したりすることが可能になることは大きなやりがいに繋がります。
有形営業の志望動機の例
有形営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 〇〇商品を世の中に広めたい
- 〇〇商品によって、人の生活を豊かに・便利にしていきたい
- 〇〇商品によって、企業の生産性向上に寄与したい
- etc…
有形商材の営業は、個人顧客向けの商品を扱っているのであれば、「その商品を世の中に普及させることにより、”人”の生活を直接豊かに・便利にしたい!」といった志望動機もあるでしょう。
一方、法人顧客向けの商品を扱っているのであれば、「その商品を世の中に普及させることにより、”企業”の売上、ブランド力、付加価値等の向上やコスト削減に寄与したい!」といった想いもあるかもしれません。
いずれにせよ、何を成し遂げていきたいのか明確に語れるようにしましょう。
無形営業の志望動機の例
無形営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 自分のアイデアが形にしたい
- 本質的な課題解決をしたい
- 思考スキルが身につけたい
- etc…
無形商材の営業は、顧客の課題に対して、その課題解決策そのものを考えて提案できるので、自分のアイデアを形にしたい!という人が志望することもあります。
そして、自分のアイデアを形にするために、今ある情報を整理しながら「仮にこのような方法なら課題を解決できるのではないか」と仮説思考をしたり、なぜその方法だと課題を解決できるのかを論理的思考をしていく必要があります。
また、有形商材の場合は、商材ができること以上の課題は解決できませんが、無形商材の場合は、商材に依存する部分が少ないため顧客の本質的課題解決ができる可能性が広がります。
ルート営業の志望動機の例
ルート営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 顧客から頼られていることを実感したい
- 顧客のビジネスを深く知りたい
- 既に関係性のある顧客のため精神的には楽
- etc…
ルート営業は、顧客と長期に渡って信頼関係を築いていくので、徐々に良きビジネスパートナーとして頼られることを実感できます。
また、その間、嫌でも顧客の業界、ビジネスモデル、競合、顧客等の情報が入ってくるので、その顧客や顧客の業界に精通することができ、「〇〇業界と言えば〇〇さん」といった地位を築くことだってできます。
表立って志望動機に書くことではなく、自分の心に留めておくべきことですが、既に関係性のある人とのコミュニケーションになるので、精神的には楽に仕事ができるでしょう。
新規営業の志望動機の例
新規営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 世の中で初めての仕事に関わりたい
- ゼロから仕事を作りたい
- 会社の成長に貢献できていると実感したい
- 高いレベルでスキルが身につけたい
- 成績次第で給料を増やしたい
- etc…
新規営業は、自らの手で新しい仕事を取ってくるので、新聞や業界紙に載るような世の中で初めての取り組みに関われるチャンスがあります。
また、ルート営業に比べると、仕事の範囲も広くなるのと、信頼を一から築き上げないといけないので、仕事の難易度は上がり、高いレベルでスキルが身につきます。
表立って言うことではなく、自分の心に留めておくべきことかもしれませんが、成績次第で給料が増える点も志望動機の理由になります。
法人営業の志望動機の例
法人営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 世の中に大きなインパクトを与えたい
- 大きい達成感を味わいたい
- 高いレベルでスキルが身につけたい
- etc…
法人営業は、一回の案件の取引額が大きくなるので、世の中に与えるインパクトはそれだけ大きくなり、達成感も大きくなります。
また、一件一件の案件の難易度も高くなるため、高いレベルでスキルが身につくことも将来的にはプラスに働くこと間違いなしです。
個人営業の志望動機の例
個人営業を志望する場合には、以下のような動機が考えられます。
- 人の人生に直接関与したい
- 人間力(センス・人柄など)を磨きたい
- 成績次第で高収入が得られる仕事をしたい
- etc…
個人営業は、一般家庭の方が顧客となるので、人の人生に直接関与できるため、その人自身の人生を豊かにできる提案ができれば、心の底から感謝されることもあります。
また、個人営業は、歩合制を採り入れている企業も多いため、成績次第では若くして年収1,000万円を超えるような業界もあったりします。
営業の志望動機を書くときのステップ
では、営業の志望動機は具体的にどのように書けば良いのでしょうか。
ここで紹介する「営業の志望動機を書くときの6つのステップ」の通りに書けば、面接官に刺さる志望動機が出来上がるので心配無用です。
- キャリアで成し遂げたいこと
- 成し遂げたいと思ったきっかけ
- 企業選びの軸
- 企業選びの軸に沿って選択した志望業界
- 取り組みたい仕事
- 業界の中でも選択した会社の理由
ステップ1:キャリアで成し遂げたいこと
よくステップ6の企業比較から書き出そうとする人がいますが、そうなると難易度がかなり高くなるのと、論理構成が破綻してしまいます。
たとえば、企業単位の細かい粒度で「貴社の企業理念に共感しました」とか「商品に魅力を感じて」と話をしても、聞いている側からすると「共感したから何?」「魅力があるから何?」となってしまいます。
論理構成としては「何か成し遂げたいことがあって、それを成し遂げるための手段として企業に就職する」としましょう。
なので、最初に「人生・キャリアを通じて何を成し遂げていきたいのか」というあなたの原動力、何のために仕事をするのかを伝えていきます。
それを語ることによって、入社した後も高いモチベーションを持って仕事ができる人だと言うことを最初にアピールすることができます。
ステップ2:成し遂げたいと思ったきっかけ
仮に「自分が主導して新しいビジネスを創出したい」と、キャリアで成し遂げたいことを考えたとしても、その理由がしっかりとしたものでなければ説得力に欠けてしまいますよね。
たとえば、理由が「なんとなく」「かっこよさそうだから」「採用担当に響きそうだから」では、全く説得力がないですよね。
なので、「なぜそのようなことをキャリアを通じて成し遂げたいのか」を自分自身の経験から語っていく必要があります。
転職の場合は、今の仕事を通じて「世の中をこう変えたい!」「もっとバリバリ働いてみたい!」と感じたことがあるはずなので、そのような経験から語っていくと良いでしょう。

短期間の経験からではなく、長期間の経験から語るとより説得力は増します。
ステップ3:企業選びの軸
ステップ1で「キャリアで成し遂げたいこと」を考えましたが、同時に企業選びの軸も考えておくべきです。
キャリアで成し遂げたいことを達成するためには、決してどの企業でも良いというわけではなく、必ず何かしらの基準があるはずですよね。
たとえば、営業の場合は以下のような企業選びの軸があります。
- 企業形態(メーカー営業/代理店営業/商社営業)
- 扱う商材(有形営業/無形営業)
- 営業方法(ルート営業/新規営業)
- 対象顧客(法人営業/個人営業)
- ノルマ(緩い業界/厳しい業界)
- 残業(多い業界/少ない業界)
- 休み(多い業界/少ない業界)
- 年収(高い業界/低い業界)
どのような基準で企業を選んでいるのかを一言で伝えられるようにしましょう。
ステップ4:企業選びの軸に沿って選択した志望業界
ステップ3で「企業選びの軸」を考えると、ある程度志望すべき業界が絞られてきます。
先ほどの「有形商材」であれば、メーカー業界に絞ることができますし、「個人顧客」であれば、金融業界や不動産業界などと絞ることができます。
大事なことは、企業選びの軸に沿った業界を選択できているかどうかで、ここを外していると業界のことを理解できてないのではないかと思われてしまいます。
なので、様々な業界の知識を蓄えておき、他の業界と比較しながら語れなければいけません。
ステップ5:取り組みたい仕事
次に、選択した志望業界で具体的にどんな仕事がしたいのか語ります。
キャリアで成し遂げたいことを達成するためには、その業界に身を置くだけでは不十分で、具体的に何かの仕事に取り組まなければなりませんよね。
なので、取り組みたい仕事を伝えることで、自分の成し遂げたいことが達成できることを証明する必要があります。
ここを語れるようにするためには、業界の仕事内容を正しく理解するようにしましょう。
ステップ6:業界の中でも選択した会社の理由
志望業界の中でも企業はたくさんあります。
なので、最後は志望業界の中でもなぜその企業を選択したのかを伝えなければなりません。
たとえば、以下のような観点で企業研究をしていきます。
- 業界内でのポジション・強みを比較
- 社風や企業理念を比較
- 働く人を比較
業界内でのポジション・強みを比較は、自分がキャリアで成し遂げたいことや取り組みたい仕事とその企業が得意としている分野が一致していればしているほど、志望動機の高さを伝えることができます。
社風や企業理念を比較は、同業他社と言えども、社風や企業理念が異なってくると自分の働き方も変わってくるので、自分の性格と一致していればパフォーマンスを最大限出せることを伝えることができます。
働く人を比較は、実際にその企業で働いている人達から話を聞かなければならないので労力はかかりますが、志望度が高ければミスマッチを防ぐ、内定の確率を上げるためにやっておくべきでしょう。

今の6つのステップを踏まえた参考例文が以下になります。
私は仕事を通じて「自分が主導して新しいビジネスを創出したい」と考えています(ステップ1)。前職では、〇〇という新サービスを企画・実行した経験があり、一からビジネスを作り上げることの魅力を感じたからです(ステップ2)。そのため、新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたいと考えており(ステップ3)、変化が激しく、様々な領域でビジネスが作れるIT業界を志望しています(ステップ4)。特に前職で仕事した△△業界の経験を活かして、◇◇領域のビジネスに携わりたいです(ステップ5)。貴社は、特に◇◇領域への実績も豊富であり、最短で目標に到達できると考えたため、志望します(ステップ6)。
営業の志望動機を書くときの注意点
先ほど紹介した6つのステップ通りに書けば論理構造としては問題ありません。
しかし、よく営業の志望動機を書くときに陥りがちなミスがあるので、ここでは注意点としてお伝えしておきます。
- 稼ぎたいはNG
- 〇〇商品を広めたい!になっていないか
- 商品を見た&使っただけではないか
- どの商流で関与したいのか
ポイント1:稼ぎたいはNG
これは「営業の志望動機を書くときのステップ」の1の「キャリアで成し遂げたいこと」に対する注意点になります。
営業は、会社によっては新規顧客の獲得件数や売上金額に応じて給料が支払われるケースがあります。
そのため、「キャリアで成し遂げたいこと」として「新規営業を頑張ってどんどん稼ぎたい!」と伝えてしまうことがあります。
「稼ぎたい!」というのを内に秘めておくだけであれば問題ないのですが、採用する側としては「あなたが稼ぎたいとかどうでもいいよ。。。」となってしまいます。
ポイント2:〇〇商品を広めたい!になっていないか
これは「営業の志望動機を書くときのステップ」の1の「キャリアで成し遂げたいこと」に対する注意点になります。
営業を志望する場合、キャリアで成し遂げたいことは、以下になることがあると思います。
- 〇〇製品の魅力を海外に広めたい
- 貴社の食品を通じて人々の生活に寄り添いたい
- 車という商品を通じて、人々の生活と日本の経済を支えてたい
- etc…
ただし、よくあるのが「〇〇商品を広めたい!」で留まっているケースです。
商品を広めたい!というのはあくまで何かを成し遂げるための一つの手段でしかないのです。
なので、何のために商品を広げていきたいのかといった目的や、その広げた先に何を成し遂げたいのかを伝えていくと、納得感のある回答になります。

そこにあなたらしさが出るのです。
ポイント3:商品を見た&使っただけではないか
これは「営業の志望動機を書くときのステップ」の2の「成し遂げたいと思ったきっかけ」に対する注意点になります。
よく前述のキャリアで成し遂げたいことのきっかけに「広告で見た」「使ったことがある」という経験を引き合いに出す人がいます。
しかし、これは自分から主体的に動いた経験ではなく、あくまで一消費者としての受動的な経験になり、説得力としてはかなり弱いです。
自分の経験から語っていれば何でも良いという訳ではありません。
その説得力を上げるためには、「広告で見た」「使ったことがある」の先にある継続した行動が必要になってきます。
たとえば、「今の職場で実施に導入して使い続けている」「もっと世の中に広げたい想いからブログで発信し続けている」等の経験があるとより説得力が増すでしょう。
ポイント4:どの商流で関与したいのか
これは「営業の志望動機を書くときのステップ」の3~5の「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」に対する注意点になります。
たとえば、「キャリアで成し遂げたいこと」として「自動車を通じて人の生活を便利にしたい」だったとしましょう。
この場合は、同じ営業であっても、様々な業界で成し遂げたいことを実現することができるのです。
そのため、以下のように各業界毎のメリット/デメリットを洗い出して、なぜその志望する業界が良いのかを回答できるようにしておきましょう。
業界 | メリット | デメリット |
---|---|---|
素材メーカー | 自動車の元材料を扱うため幅広くより多くに影響力がある | 消費者までの距離が遠く、貢献したという実感が得にくい |
部品メーカー | 消費者の手に届く一部の製品を扱うので、貢献したという実感が得やすい | 最終製品の一部にしか関わることができない |
完成品メーカー | 消費者の手に届く最終製品を扱うので、貢献したという実感が得やすい | 自社製品にしか関わることができず、素材メーカーや部品メーカーと比較すると影響度が小さい |
総合商社 | 川上から川下まで全てに関わりながら、新規のビジネスの展開にも関わることができる | 自社製品を持たないため、メーカーと比較すると貢献したという実感が得にくい |
専門商社 | 川上から川下まで関わることができる | 自社製品を持たないため、メーカーと比較すると貢献したという実感が得にくい |
営業の志望動機の例文
最後に、これまでの振り返りとして営業の志望動機の例文を載せておきます。
メーカー営業の志望動機の例文
例文1:食品メーカー
学生時代から身近な商材を扱う仕事に興味がありました。「身近な人々の生活を豊かにしていきたい」と考え、新卒採用では、広告という無形商材を通じて消費者に良い商品を届けるIT広告代理店に入社しました。しかし、現職で食品関係の企業を担当する中、商品そのものへの思い入れを大切に営業したいと考えるようになりました。食の安全性や食育など、多様な側面から真摯に向き合う貴社の理念に共感し、商品を広めていくこの仕事で、身近な人々や社会全体により良い影響を与えていきたいと考えております。前職では主に大手企業を担当し、市場分析を行った上で、商品のターゲットに応じた広告提案を行ってまいりました。これまで顧客の要望に応え、課題解決の提案をしてきた経験を活かし、より多くの人々に貢献していきたいと考えております。
出典:食品メーカーへ転職する方法は?職種や難易度、志望動機のポイントを紹介(リクルートエージェント)
- 「身近な人々の生活を豊かにしていきたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えている
- 「現職で食品関係の企業を担当する中、商品そのものへの思い入れを大切に営業したい」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「取り組みたい仕事」はもう少し具体的に伝えた方が良い
- 「食の安全性や食育など、多様な側面から真摯に向き合う貴社の理念に共感し」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文2:未経験者の場合
顧客の人生に大きく関わる住宅メーカーで働きたいと思い、貴社を志望しました。私はこれまでインテリア雑貨を販売する企業のカスタマーセンターでトラブル対応にあたってきました。どんな話にも真剣に耳を傾けることを心がけたため顧客満足度は高く、会社からも高い評価をいただいておりましたが、長い時間をともに過ごすことになる「住宅」そのものを通して、幸せづくりに貢献したいと思い、住宅メーカーである貴社の営業職への転職を志望しました。低価格で高品質な住宅を販売されている貴社ならば、多くの人々のマイホームの夢を実現するお手伝いができ、大きなやりがいを持って働けると考えております。カスタマーセンターで培った顧客のニーズを聞き出す力を活かし、貴社の営業活動に役立ちたいと考えております。
出典:【例文】メーカー転職の志望動機の書き方|業界・職種・経験別に紹介(転職Hacks)
- 「長い時間をともに過ごすことになる「住宅」そのものを通して、幸せづくりに貢献したいと思い」と「キャリアで成し遂げたいこと」「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「取り組みたい仕事」はもう少し具体的に伝えた方が良い。なぜ営業職なのかの理由も分からない
- 「低価格で高品質な住宅を販売されている貴社ならば」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
代理店営業の志望動機の例文
例文1:自動車業界の場合
現職では、○○という自動車販売会社で営業に従事しています。毎月の目標を持ち、やりがいをもって働いていますが、さらに大きなスケールの店舗で働いてみたいと感じるようになり、自動車メーカーへの転職を志望いたしました。貴社の強みは、幅広いターゲット層にリーチできる製品力だと考えています。今後は貴社の製品の拡販に尽力し、いずれは店舗戦略の立案にも関わっていけたらと感じています。
出典:【例文あり】メーカー営業の志望動機は業界と職種を研究して書こう(マイナビエージェント)
- 「さらに大きなスケールの店舗で働いてみたい」は「キャリアで成し遂げたいこと」ではあるが、働いて何をしたいかを具体的に伝えた方が良い
- 「毎月の目標を持ち、やりがいをもって働いていますが」は「成し遂げたいと思ったきっかけ」ではあるが、もう少し具体的に何がきっかけだったのかを伝えたい
- 「今後は貴社の製品の拡販に尽力し、いずれは店舗戦略の立案にも関わって」と「取り組みたい仕事」を伝えている
- 「貴社の強みは、幅広いターゲット層にリーチできる製品力」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えているが、同業他社との違いは面接時に詳しく聞かれるので準備したい
例文2:携帯・スマートフォン業界の場合
携帯電話を通じて多くの人の生活を豊かにするという貴社の理念に強く共感しました。貴社が制作・販売なさった〇〇という商品広告に惹かれ実際に今も使用させて頂いています。その魅力をブログで発信しているうちに多くの人がアクセスし、この商品の魅力を広げることができました。この経験を活かして貴社の商品の魅力をもっと多くの人に届けたいと思うようになったのです。貴社独自の広告ノウハウを習得しクライアントや貴社の業績向上に貢献いたします。
出典:代理店営業に転職するときの志望動機の書き方を解説!志望動機を書く際の注意点は?女性向けの例文を転職エージェントが紹介!
- 「携帯電話を通じて多くの人の生活を豊かにする」と「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えている
- 「商品広告に惹かれ」「その魅力をブログで発信」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「貴社独自の広告ノウハウを習得しクライアントや貴社の業績向上に貢献いたします」と「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文3:IT業界の場合
私は前職でITコンサルタントとして実に多くの顧客と関わりました。その中で多かった顧客の悩みは「業務をより効率化できる仕組み作り」だったのです。その時に私が紹介したのが貴社が広告宣伝なさっていた〇〇というアプリソフトでした。これまでにない画期的な仕組みに驚かされると同時に改善点なども見受けられたのです。この経験を活かして貴社の商品の魅力をもっと高めて世に広げる形で売り上げ向上に貢献します。
出典:代理店営業に転職するときの志望動機の書き方を解説!志望動機を書く際の注意点は?女性向けの例文を転職エージェントが紹介!
- 「業務をより効率化できる仕組み作り」と「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えている
- 「前職でITコンサルタントとして実に多くの顧客と関わりました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
- 「〇〇というアプリソフト」と「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
- 「改善点なども見受けられたのです」と「取り組みたい仕事」を伝えている
商社営業の志望動機の例文
例文1:総合商社の場合
海外の企業と連携する中で、日本の存在感を世界にアピールする仕事に魅力を感じています。私自身、日本で生産されている良質な製品やサービスのうち、世界的に評価されているものはまだまだ少ないと感じており、もっと世界に発信できる仕組みを築きたいと考えています。貴社はグローバルにビジネスを展開しており、新規顧客の獲得にも余念がない環境と存じます。語学力を生かしたコミュニケーション能力や、新しいビジネスにチャレンジする行動力を武器に貢献させていただきます。
出典:商社営業の志望動機の書き方を解説│業務内容や求められるスキルとは(マイナビエージェント)
- 「もっと世界に発信できる仕組みを築きたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えている
- 「成し遂げたいと思ったきっかけ」が伝えられていないので、字数制限にもよるが本来は記載した方が良い
- 「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」はもう少し具体的に書いた方が良く、メーカー業界や広告業界でも同様のことはできそうなので、そことの違いが必要になる
- 「貴社はグローバルにビジネスを展開しており、新規顧客の獲得にも余念がない環境」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文2:専門商社の場合
医薬品を卸し、販売するだけでなく、医師や薬剤師に対して医薬品の情報を提供するという、人の命につながる責任感のある仕事に従事したいと考えています。貴社はSAFE-DIという医薬品情報サイトを運営しており、医薬品だけでなく「情報」という価値を医療現場に提供されており、「情報」に対して重きを置いた企業だと感じ、志望致しました。
出典:専門商社の志望動機の書き方の3つの秘訣【例文あり】(賢者の就活)
- 「医薬品を卸し、販売するだけでなく、医師や薬剤師に対して医薬品の情報を提供するという、人の命につながる責任感のある仕事に従事したい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」を伝えている
- 「成し遂げたいと思ったきっかけ」が伝えられていないので、字数制限にもよるが本来は記載した方が良い
- 「貴社はSAFE-DIという医薬品情報サイトを運営しており、医薬品だけでなく「情報」という価値を医療現場に提供されており、「情報」に対して重きを置いた企業だと感じ」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
有形営業の志望動機の例文
例文1:衣料品メーカーの場合
私は以前アパレル業界で販売員として働いていました。セレクトショップだったためさまざまなブランドを扱っていたのですが、貴社の製品の品質の良さや洗練されたデザインに魅力を感じ、私もこの製品の魅力を発信する立場になりたいと考えて貴社を志望いたしました。営業職は未経験ですが、販売員としてのコミュニケーション能力を活かしてお客様とスムーズに関係を構築し、受注につなげることで貴社に貢献していきたいと考えています。
出典:【例文あり】メーカー営業の志望動機は業界と職種を研究して書こう(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「貴社の製品の品質の良さや洗練されたデザインに魅力を感じ、私もこの製品の魅力を発信する立場になりたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えているが、「発信して何を成し遂げたいのか」まで伝えたい
例文2:食料品メーカーの場合
現職では広告代理店の営業として勤務しています。以前、貴社の広告を担当させていただく場面があり、貴社の〇〇という製品のこれまでに出会ったことがない目新しさに感銘を受けました。次々と新しい分野を開拓していく貴社の理念に共感し、私もその一員となって貴社の製品の魅力を伝えていきたいと感じ、今回志望しています。広告業界で働いていたため、最新のトレンドを把握して時流を取り入れるスキルには自信があります。そのスキルを活かし、新しいものを積極的に取り入れる貴社の事業の発展に貢献していきたいと考えています。
出典:【例文あり】メーカー営業の志望動機は業界と職種を研究して書こう(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「貴社の〇〇という製品・・・、私もその一員となって貴社の製品の魅力を伝えていきたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えているが、「製品の魅力を伝えて何を成し遂げたいのか」まで伝えたい
無形営業の志望動機の例文
例文1:金融業界の場合
現職では、銀行で財団法人の資産運用をサポートする業務に従事しています。安定的に事業を運営するためのサポートにはやりがいもありますが、法人営業にも非常に興味があり、現職では法人営業を経験することが難しいことから転職を決意しました。私は、融資や資産運用によって多くの企業を支えたいと思っています。貴社は幅広い業界・業種のクライアントに対して法人営業を展開されていらっしゃいますが、その事業のビジョンが私の想いと通じるものだと感じ、貴社を志望いたしました。これまでの知識と経験を活かし、即戦力として貴社のさらなる信頼獲得と売上向上に貢献したいと考えています。
出典:無形商材営業の志望動機の書き方とは?ポイントから例文まで徹底解説(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「融資や資産運用によって多くの企業を支えたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「成し遂げたいと思ったきっかけ」はなぜそう思ったのかを具体的に伝えたい
- 「法人営業」と「取り組みたい仕事」を伝えているが、法人営業で具体的にどのような仕事をしたいのかを伝えたい
- 「その事業のビジョンが私の想いと通じるもの」と「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文2:業界未経験の場合
現職では、ITベンダーでクラウド型のグループウェアサービスを販売する営業活動を行っています。企業の円滑なコミュニケーションを支援するサービスの販売にやりがいを感じていましたが、今後は異なる方面から企業のサポートを行いたいと考えるようになり、転職を決意しました。在職中、人材派遣会社から紹介されたスタッフに助けられる場面が多々ありました。その中で、私も人材を確保できずに困っている企業をサポートしたいと感じ、人材派遣事業を手掛ける貴社を志望いたしました。ITの分野において豊富な知識を持っておりますので、専門性の高い職種の志望者に対しても適切なサポートができると考えています。これまでのスキルを活かし、貴社のさらなる成長に尽力したいと考えています。
出典:無形商材営業の志望動機の書き方とは?ポイントから例文まで徹底解説(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「私も人材を確保できずに困っている企業をサポートしたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「在職中、人材派遣会社から紹介されたスタッフに助けられる場面が多々ありました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
- 「ITの分野において豊富な知識を持っておりますので、専門性の高い職種の志望者に対しても適切なサポートができる」と「取り組みたい仕事」を伝えている
- 「業界の中でも選択した会社の理由」を具体的に伝えたい
例文3:無形商材営業が未経験の場合
現在はマーケティング支援を行う企業でITベンダーの展示会出展や知名度向上のための支援に携わっています。施策の力でお客様の売上を向上させることにやりがいを感じていましたが、徐々に自分自身がITサービスを提供する立場として営業活動を行ってみたいと考えるようになり、転職を決意いたしました。数多くのIT商材のマーケティングに関わってきたため、ITに関する知識は豊富です。現職の経験も活かしながら、新たなITサービスの周知を目指しておられる貴社の事業に貢献したいと考えています。
出典:無形商材営業の志望動機の書き方とは?ポイントから例文まで徹底解説(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「ITサービスを提供する立場として営業活動を行ってみたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えているが、もう一歩踏み込んでITサービスを提供して何を成し遂げたいのかを伝えたい
- 「成し遂げたいと思ったきっかけ」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を具体的に伝えたい
ルート営業の志望動機の例文
例文1:ルート営業経験者の場合
多数のクライアントを抱える貴社の可能性に魅力を感じ、志望いたしました。私は現在、○○株式会社で飲食店向けのルート営業をしており、新商品が発売されるたびに個人経営の飲食店を回っています。しかしキャリアを積む中で、今の働き方では成長の限界を感じるようになりました。より幅広い業務を担当して、さまざまなクライアントと接する機会を持ちたいと考えたからです。貴社は多くのクライアントを抱えているため、貴社であればさまざまな仕事にチャレンジできると考えました。同じ業界で育んできた経験とスキルを生かして、貴社の事業に貢献したいです。
出典:ルート営業を目指す場合の志望動機。刺さる内容を例文と併せて紹介(スタンバイ)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「より幅広い業務を担当して、さまざまなクライアントと接する機会を持ちたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」を伝えているが、さまざまなクライアントと接する機会を持った結果、何を成し遂げたいのか具体的に伝えたい
- 「今の働き方では成長の限界を感じるようになりました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
例文2:他業界から転職の場合
私は現職で菓子メーカーのルート営業を担当しております。自身の経験から、ルート営業において最も重視されるのは、信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力だと感じています。貴社の業界に関わるのは初めての経験となりますが、現職で得たルート営業としての経験や心得を活かし、貴社の発展のために尽力したいと考えています。
出典:ルート営業(セールス)の志望動機の書き方と例文(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「キャリアで成し遂げたいこと」「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」は全て具体的に伝えられていない
例文3:ルート営業未経験者の場合
これまで医薬品メーカーの医療事務として働いてきました。貴社の市販薬は私と相性が良く、いつも使わせていただいており、特に花粉症のシーズンには毎年助けられてきました。その経験から、花粉症やその他の病気の辛さから貴社の薬を通して解放される人を少しでも増やしたいと感じ、貴社を志望いたしました。ルート営業は未経験ですが、医薬品への知識を活かして貴社の戦力となれるように尽力したいと考えています。
出典:ルート営業(セールス)の志望動機の書き方と例文(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「花粉症やその他の病気の辛さから貴社の薬を通して解放される人を少しでも増やしたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
- 「花粉症のシーズンには毎年助けられてきました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
新規営業の志望動機の例文
例文:新規営業経験者の場合
世の中により多くの価値を提供してゆくという方針に共感し、御社を志望いたしました。さらに、頑張った分だけ、新たな仕事やポジションへのチャンスがある点にも魅力を感じ、御社での新規開拓の営業職を志望いたしました。未経験ではありますが、持ち前の粘り強さと聴く力を活かし、一日でも早く御社に貢献出来るよう頑張りたいと考えております。
出典:新規開拓営業の志望動機のポイントは?未経験の第二新卒からマネできる例文つき!( 第二新卒エージェント neo)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「キャリアで成し遂げたいこと」「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」が記載されておらず、なぜ新規開拓の営業をやりたいかもよく分からない
- 「頑張った分だけ、新たな仕事やポジションへのチャンスがある点にも魅力」とポイント1のNGをそのまま記載している
法人営業の志望動機の例文
例文1:法人営業経験者の場合
現職では不動産の法人営業として働いています。オフィスの賃貸サポートをメインに担当していますが、個人的に投資に取り組んでいることもあり、貴社の投資物件売買サポートに強い関心を持ちました。昨年は賃貸サポートの契約件数でエリア1位を獲得し、年末には社内で表彰を受けました。じっくりと顧客との関係を構築できることが自分の強みです。個人的に投資物件を所有しているため、不動産投資に関する知識も一定レベル以上は備わっていると自負しています。現職での経験を生かしつつ、法人営業としてのスキルアップも図りながら、貴社の売上アップに貢献できれば幸いです。
出典:法人営業の志望動機の例文を紹介。書き方・コツ・NG例も(スタンバイ)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「投資物件売買サポートに強い関心」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」を伝えているが、投資物件売買サポートをして何を成し遂げたいかを具体的に伝えたい
- 「個人的に投資に取り組んでいることもあり」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
- 「業界の中でも選択した会社の理由」が伝えられてないので、字数制限にもよるが本来は記載した方が良い
例文2:他業界から転職の場合
前職では6年間にわたって求人広告の営業に携わり、3年前からはチームリーダーとしてマネジメントも経験しています。昨年はこのチームで売上目標180%を達成し、また、個人としても契約件数目標210%を達成。全営業社員中1位の成績を収めました。近年、子供が生まれ、子育て環境についてよく考えるようになりました。そこで、今後はデベロッパーの不動産営業として、街づくりから関わっていきたいと考えております。これまで築いてきた経験を活かして、貴社のスケールの大きい開発事業に貢献できればと思い、応募させていただきました。
出典:転職成功につながる法人営業のための志望動機(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「今後はデベロッパーの不動産営業として、街づくりから関わっていきたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を伝えている
- 「子供が生まれ、子育て環境についてよく考えるようになりました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を伝えている
- 「取り組みたい仕事」はもう少し具体的に伝えたい
- 「業界の中でも選択した会社の理由」が伝えられてないので、字数制限にもよるが本来は記載した方が良い
例文3:法人営業未経験者の場合
前職では新卒入社で人事部に配属され、5年間新卒採用の現場で働いておりました。貴社の法人営業職を志望した理由は2つあります。1つは、採用業務を通して就職に悩む個人の課題と自社の採用課題を解決できる点をやりがいに感じており、今後は自社だけでなく、採用に悩む多くの企業の課題を解決していきたいと考えたからです。2つ目は、新卒採用で身に付けてきた“対人スキル”を活かせると考えたためです。新卒採用の現場では、学生の思考や本音を引き出す傾聴力を強みに、自社の求める人材の採用に貢献してまいりました。法人営業は、相手の真の課題をつかみ、ニーズに応えていくことが求められると考えておりますので、この対人スキルと課題解決力を活かしていきたいと思います。
出典:法人営業の志望動機例文(type)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「採用に悩む多くの企業の課題を解決していきたい」と「キャリアで成し遂げたいこと」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」を伝えている
- 「5年間新卒採用の現場で働いておりました」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」を想像できる
- 「業界の中でも選択した会社の理由」が伝えられてないので、字数制限にもよるが本来は記載した方が良い
個人営業の志望動機の例文
例文1:個人営業経験者の場合
新卒で入社してから〇年間、個人営業として不動産販売に従事しています。お客様の人生の中でも特に大きな買い物に関わることにやりがいを感じておりました。ただ、現職は取り扱っている物件の種類が少ないため、より多くの物件を扱いお客様にさまざまな選択肢を提供されている貴社を志望いたしました。入社後は現職の経験を活かし、即戦力として貴社の業績向上に貢献したいと考えています。
出典:個人営業の志望動機の作成ポイントとは?書き方のコツや例文もご紹介(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「お客様の人生の中でも特に大きな買い物に関わることにやりがい」と「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えている
- 「新卒で入社してから〇年間、個人営業として不動産販売に従事」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」を想像できる
- 「より多くの物件を扱いお客様にさまざまな選択肢を提供されている貴社」と「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文2:他業界から転職の場合
現職では不動産業界で住宅販売に従事しております。業務を続ける中、お客様のライフステージには必ずと言っていいほど金融業界が深く関わっているということを知り、さまざまな場面でお金を通じてお客様をサポートする銀行の仕事に興味を抱くようになりました。御行のプランはお客様一人ひとりの背景に寄り添える柔軟性の高さが魅力と感じており、私もそのプランを広めることでお客様の人生のお役に立ちたいと考え、志望いたしました。現職の経験も活かしながら、御行の営業活動に貢献したいと考えています。
出典:個人営業の志望動機の作成ポイントとは?書き方のコツや例文もご紹介(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「キャリアで成し遂げたいこと」は「銀行の仕事を通じて何を成し遂げたいか」を具体的に伝えたい
- 「業務を続ける中、お客様のライフステージには必ずと言っていいほど金融業界が深く関わっているということを知り」と「成し遂げたいと思ったきっかけ」「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」を伝えている
- 「御行のプランはお客様一人ひとりの背景に寄り添える柔軟性の高さが魅力」と「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」を伝えている
例文3:個人営業未経験者の場合
現職は食品メーカーで商品企画をしています。商品を通してお客様に喜んでいただくことにやりがいを感じていましたが、よりお客様に近い立場でキャリアを築きたいと考え、以前から興味のあった不動産業界を志し転職活動を始めました。不動産の仕事には高い専門性が求められると思いますが、お客様が求めるものをいかに敏感に感じ取るかという点で現職との共通点を感じ、貴社を志望しております。少しでも早く知識を身につけ、お客様と長期的な関係が築ける営業として活躍したいと考えています。
出典:個人営業の志望動機の作成ポイントとは?書き方のコツや例文もご紹介(マイナビエージェント)
- 結論ファーストで「キャリアで成し遂げたいこと」を伝えたい
- 「キャリアで成し遂げたいこと」は「不動産の仕事を通じて何を成し遂げたいか」を具体的に伝えたい
- 「成し遂げたいと思ったきっかけ」は「よりお客様に近い立場でキャリアを築きたいと考え」だと思うが、なぜそう思ったのかを伝えたい
- 「企業選びの軸」「企業選びの軸に沿って選択した志望業界」「取り組みたい仕事」「業界の中でも選択した会社の理由」は具体的に伝えた方が良い
まとめ
本記事では、志望動機が必要な理由、営業の志望動機を書くときのステップとポイントについて紹介しました。

職務経歴書の書き方についてまとめて知りたい方は、是非以下の記事もお読みください。